『一流の育て方———ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』ムーギー・キム,ミセス・パンプキン
一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
- 作者: ムーギー・キム,ミセス・パンプキン
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
子育て
ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる、ということで、一流を育てるための育て方について書かれています。
本書は、数百に上るエリート家庭の「子どもの育て方」を調査して、その共通点を探るというものです。
子育てのヒントが欲しい方に、参考になる一冊です。
ここに注目・言葉・名言
「奇しくも育児法の調査を進める中で、最も重要な育児方針は「自主放任で主体性を伸ばすこと」という回答が圧倒的に多かったのだが、口では「自主放任で、主体性を伸ばすことが大切」と言いながら、その行動はまったく逆、という親は、わが家を含めて意外と多いのではないだろうか?」(p.034)
最も重要な育児方針は「自主放任で主体性を伸ばすこと」
自由に主体性を伸ばすこと。
これが、最も重要な育児方針という方が多いようです。
このあと読んでいくとわかりますが、自主放任というよりは、主体性を伸ばすことが大切なのだと思います。
自分で考えて、動くということですね。
これは、子ども育て方に限らず、新入社員でも同じようなことは言われます。
人が育つというときには、こういうことが大切なのでしょうね。
「賢さ」より「モチベーションと根性」
「現在、心理学で世界的に最も注目されいてる教授の一人がペンシルバニア大のアンジェラ・ダックワース教授だが、氏を一躍有名にしたのが「成功する人生に必要な力は、非認知能力であるグリット(高いモチベーションで長期的に目標を達成する力。やり抜く力)」という考え方である。諸々の研究調査により、学力やIQより、長期的に達成する力こそが、人生の成功を左右するというのだ。」(p.122)
長期的にやり抜く力
賢さも大切ですが、途中で投げ出せば、何も達成していないということになってしまいかねません。
だから、やり抜く力、グリッドが大切ということです。
だから、継続力、続けることは大切なのですよね。
『1つのことを長く続けられる技術』こばやしただあき
取り入れたいと思ったこと
自分で目標を設定する。これで、子どもの集中力が変わってくるということです。
これは、大人もそうですよね。ドラッカー氏も、目標によるマネジメントを言われていたりします。
自分で目標を立てる。大切ですね。
あわせて読みたい
『「学力」の経済学』中室 牧子
「学力」の経済学 子どもの学力をどうするとあげられるのか。 データをもとにその方法について書かれています。 一般的に言われていることとは、ちょっと違った結論が出てきたりするので、興味深いです。 子どもの学力を向上させたい方が読まれると、参考になると思います。
『「学力」の経済学』中室 牧子 - ビジネス書をビジネスのチカラに
学力をあげるには、どういうことをすると良いのか。
このあたりをデータに基いて書かれています。
学力アップに興味がある方は、こちらも読んでみると良いですね。
『一流の育て方———ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』ムーギー・キム,ミセス・パンプキン
一流の育て方。
その共通点がわかれば、何をすると良いかがわかりやすくなるでしょう。
活躍できる人を育てる。
こういうことに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆
活躍できる一流はどのように育てられるのか。
本書のテーマは、このようなことです。
子育てについて考えたい方が読まれると、ヒントなどが見つかることでしょう。
おすすめしたい方
子育てについて考えたい方。
ビジネスパーソン。
『一流の育て方———ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる』ムーギー・キム,ミセス・パンプキン
一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
- 作者: ムーギー・キム,ミセス・パンプキン
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今日の「ビジネス書をチカラに!」
長期的にやり抜く力
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