『変革の知』
ジャレド・ダイアモンド,ダニエル・ピンク,アダム・グラント,セス・ゴーディン,フィル・リービン他
学者、経営者ら18人へのインタビュー集
ジャレド・ダイアモンド、ダニエル・ピンクなどの学者、経営者ら18人への
インタビュー集です。
さすがに参考になることが多いですね。
▼ ここに注目 ▼
「与える人の中でも、ある人は社会的に成功し、ある人は失敗します。なぜでしょうか。
グラント ひたすら与えてばかりで疲れてしまうと結局は失敗します。成功したギバーに共通する特徴は、他の人の利益だけでなく自分の利益にも関心が高いということです。」(p.28)
自分にも他人にも
『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』の著者、アダム・グラント氏の言葉です。
与えることが大切などと言われます。
ただ、与えてばかりではなく、自分のことも考える。
これが大切ですね。
消費者の内面にある欲望を読み取れ
「実はこれ、韓国に限定されることではなく他国の企業も同じです。ここ6、7年の間に発売された携帯電話を見ると、機能的な側面に非常に重点を置いています。しかしその「機能」が、商品の本質にどのような影響を与えたかを考えてみてください。毎回彼らが紹介する新しい機能を消費者がどれほど使っているのか、も含めてです。」(p.131)
使う機能なのか?
新しい携帯電話には、新しい機能が追加されます。
しかし、その機能を使うことはあるのか。
これは、なかなか微妙というか、使わない機能は多いかもしれません。
お客さまが本当に欲しい物を知るというのはむずかしいですが、不要なものは不要と思えるというのは大切なように思えます。
▼取り入れたいと思ったこと
『アイアンマン』などを製作しているマーベルの映画の人気の秘密。
それは、ストーリーということです。
マーベルには、ストーリーの特徴があるということです。
これを参考にしたいと思いました。
変革の知
本書は、ジャレド・ダイアモンド、ダニエル・ピンクなどの学者、経営者ら18人へのインタビュー集となっています。
コンパクトにまとめられていて、わかりやすいです。
本質的に大切なことを一冊で知ることができるので良いですね。
▼ あわせて読みたい ▼
『知の逆転』ジャレド・ダイアモンド(著)ノーム・チョムスキー(著)他
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
仕事や自分を変えたい方。
ビジネスパーソン。
★『変革の知』
ジャレド・ダイアモンド,ダニエル・ピンク,アダム・グラント,
セス・ゴーディン,フィル・リービン他
★【今日の「本をチカラに!」】
与えてばかりではなく、自分のことも考える。
⇒ 自分も他人も大切にする