『リーダーの言葉が届かない10の理由』荻阪 哲雄
リーダーの言葉
なぜ、リーダーの言葉が届かないのか?
本書では、リーダーの言葉が届かない理由について書かれています。
そして、どうしたら、言葉が届くようになるのかということも、書かれています。
ビジョンが組織や人に浸透しない理由が書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「「なぜ、ビジョンは浸透しないのか?」
これが本書の基本の問いである。その答えを一言で言えば、次のようになる。
「ビジョンを、実践していないからだ。」
それが、本書の根底に流れている「問い」と「答え」だ。」(p.145)
ビジョンが浸透しないのは、実践していないから
ビジョンが浸透しない理由は、実践していないから。
なんか、禅問答のような問いと答えですね。
しかし、つまりは、実践すれば、浸透していくということです。
では、どうしたら、実践するようになるのか?ということが問題になっていきますよね。
実際の行動を
「リーダーの言葉が届くバインディング・アプローチでは、「目的地への決断」と「実際の行動」を同時に動かしていく。この両方を考慮することで、ビジョンは届くのである。」(p.165)
決断と行動
決断と行動を同時に動かしていくことで、ビジョンが浸透していく、届くということです。
と言われても、いまいちわかりにくいかもしれません。
本書では、ステップに分けて、1つずつ進める方法が書かれています。
そのステップについて知りたい方は、本書を読んでみてください。
実践のためのステップを知ることができます。
取り入れたいと思ったこと
3割のリーダーが実践する姿を見せればビジョンは浸透できる。
ということです。
だとしたら、実践する人を増やしていくと良いですよね。
それは、地道なことかもしれませんが、少しずつでも増えていけば、ビジョンが組織に浸透していくということです。
あわせて読みたい
『会社が生まれ変わる「全体最適」マネジメント』石原正博
こちらも、ビジョンをどうやって実現するかということが書かれています。
あわせて読んでみると、どうやって協力して、ビジョンを実現できるかということのヒントが得られることと思います。
こちらも、読んでみてください。
『リーダーの言葉が届かない10の理由』荻阪 哲雄
リーダーとして、言葉が届かない。
そういう経験がある方は、多いかもしれません。
では、どうすると良いか?
本書では、ビジョンをどうやって浸透させるかについて書かれています。
実践を変えることが、ビジョンの浸透、言葉が届くことにつながるということです。
具体的にどう行うかを知りたい方は、本書を読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
言葉やビジョンが届かない、浸透しない。
どうしたら、言葉やビジョンが浸透するか?
リーダーとして、ビジョンを浸透させたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
リーダー。
経営者。
『リーダーの言葉が届かない10の理由』荻阪 哲雄
今日の「ビジネス書をチカラに!」
ビジョンが浸透しないのは、実践していないから
ビジョンを実践していますか?