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『ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織』


『ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織』

 

 

対話で強い組織を作る

強い組織を作りたいとして、どうすると良いでしょうか?

本書では、対話で強い組織を作るための考え方などについて書かれています。

 

▼ ここに注目 ▼

「対話がなければ、私たちは理解するための頼れる方法・手段がないということになる。行動の根拠もないし、正しいとか間違っているとか、よいとか悪いとかという根拠もほとんどない。
 実のところ、そもそも組織化できるかどうかは、すべて、言葉と行動を、どうやって集団として調整するかにかかっているのである。」(p.25-26)


対話がないと、理解はむずかしい

対話がないと、なかなか理解がむずかしいですよね。

言葉と行動、この2つをどうやっていくか。

ここに、集団として機能できるかにかかっているような気がします。


会話の句読点

「ベテランのリーダーの多くは、「会話の句読点」という技術を学んでいる。
これは、会議の中でそれまでに達成されたことについて定期的にコメントし、まだ残っている課題をグループに思い出させることを指す。」(p.118)


会議のそこまでについてまとめる

会議でまとまりがつかなくなる。こういうことはあります。

そこまでをまとめて、達成されていることや合意していることを確認する。

そして、そこから課題を確認して、進める。

こういうことを「会話の句読点」として行う。会議を進めやすくなりそうですね。


▼取り入れたいと思ったこと

感情は、対話の中の行為。

こう考えると、対話によって、感情は変えられるということが
書かれていました。

対話をどうするかで、相手の感情や考えは変わるということですね。

 

▼ あわせて読みたい ▼

『外資系とMBAに学んだ「先を読む」会話術』理央 周

 

 

 

www.biztikara.com

空気をつくる 言いにくいことをいう必要があるとき。 タイミングを考えるというのはありますね。 それだけではなく、自分で言いにくいことを言えるような空気を作ると良いということです。 話す内容に確信があるなら、自分から話せるように持っていくというのもありですね。

『外資系とMBAに学んだ「先を読む」会話術』理央 周 - ビジネス書をビジネスのチカラに

 

ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織

ダイアローグ・マネジメントということで、対話でマネジメントするという考え方、方法が書かれています。

強い組織を作るための対話について知りたい方が読まれると、参考になると思います。

 

▼ おすすめ度 ▼

  ★★★★☆

 

▼ おすすめしたい方 ▼

  対話で組織を強くしたい方。
  ビジネスパーソン。


★『ダイアローグ・マネジメント 対話が生み出す強い組織』

  ケネス・J・ガーゲン,ロネ・ヒエストゥッド

 

★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】

   対話がないと、理解はむずかしい

 ⇒ 対話がありますか?