『ミルトン・エリクソン心理療法: 〈レジリエンス〉を育てる』
ダン・ショート,ベティ・アリス・エリクソン,
ロキサンナ・エリクソン-クライン

- 作者: ダン・ショート,ベティ・アリス・エリクソン,ロキサンナ・エリクソン-クライン,浅田仁子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2014/04/22
- メディア: 単行本
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レジリエンスを育てる
ミルトン・エリクソン氏の心理療法について書かれた本です。
心理療法や個人を活かすということについてわかる一冊です。
レジリエンスについて考えたいという方が読まれると、興味深く読むことができると思います。
▼ ここに注目 ▼
「エリクソンのあらゆる教えやセラピーに通底する根本的な特徴は、各個人の特性を深く尊重する姿勢である。エリクソンは臨床の場で、患者がそれぞれのやりかたでそれぞれの目標を達成できるような治療空間を注意深く創っていった。変化に関する他社の論理的モデルに患者を従わせるべきだというような信念は、彼にはなかった。」
(p.68)
個人の特性に合わせて
個人によって特性は違うでしょう。
ある人に有効な方法もある人には、有効ではないということもある。
だから、その人に合った方法を模索していく。
そういうことをしていたということです。
方法は、目的、目標、状況、個人などに合わせて
方法が有効になるのは、目的や目標、状況、個人にあったときです。
万能の方法やノウハウなどはないでしょう。
論理的モデルは、状況に合った方法、目標を達成できる方法を見つけるための手段です。
モデルに現実を合わせるというのはむずかしいことで、現実にモデルを合わせるというか、現実からモデルを考えるというものですね。
▼取り入れたいと思ったこと
エリクソン氏の特徴的な方法、6項目が紹介されています。
これらの考え方を取り入れたいと思いました。
レジリエンスや希望を持てるようになる。
その方法として取り入れたいところです。
ミルトン・エリクソン心理療法: 〈レジリエンス〉を育てる
エリクソン氏は、レジリエンスと希望を大切にしたそうです。
どうするとレジリエンスを発揮できるようになるか。
その方法などが参考になります。
人間の力をどうやって引き出すと良いのか。
こういったことに興味がある方が読まれると、興味深いことが見つかる本ですね。
▼ あわせて読みたい ▼
『人を助けるとはどういうことか
本当の「協力関係」をつくる7つの原則』エドガー・H・シャイン(著)

人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
- 作者: エドガー・H・シャイン,金井壽宏,金井真弓
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2009/08/08
- メディア: 単行本
- 購入: 19人 クリック: 136回
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
エリクソン氏は、レジリエンスと希望を大切にしたそうです。
どうするとレジリエンスを発揮できるようになるか。
その方法などが参考になります。
人間の力をどうやって引き出すと良いのか。
こういったことに興味がある方が読まれると、興味深いことが見つかる本ですね。
▼ おすすめしたい方 ▼
レジリエンスを育てたい方。
ビジネスパーソン。
★『ミルトン・エリクソン心理療法: 〈レジリエンス〉を育てる』
ダン・ショート,ベティ・アリス・エリクソン,
ロキサンナ・エリクソン-クライン

人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則
- 作者: エドガー・H・シャイン,金井壽宏,金井真弓
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2009/08/08
- メディア: 単行本
- 購入: 19人 クリック: 136回
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