『チームの生産性をあげる。―業務改善士が教える68の具体策』沢渡あまね
チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策
- 作者: 沢渡あまね
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/07/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
『チームの生産性をあげる』の目次
はじめに
■第1章 問題はどこにある?【ステップ1】業務を洗い出す
■第2章 ムダをなくす【ステップ2】ムダに気づく
■第3章 で、どう変える?【ステップ3】改善策を考え
■第4章 誰でもできるようにする【ステップ4】標準化する
■第5章 横入りに振り回されない【ステップ5】横入りをナントカする
■第6章 実行力を高める【ステップ6】やってみる
■第7章 なぜ改善は続かない?【ステップ7】定着させる
■第8章 チームをドライブさせる【ステップ8】振り返る
チームの生産性
個人の生産性を上げる。これも大切ですが、チームの生産性は、また違うところがありますよね。
そして、仕事はチームで行うことが多い。
ということで、本書では、チームの生産性をあげる方法について書かれています。
チームの生産性をあげる:ここに注目・言葉・名言
「イヤな仕事こそ、標準化して短時間で解放されるようにする。モチベーションに左右されず、何も考えずに淡々とこなせるようにする。あるいは他の人に渡せるようにする。この工夫が大事です。」(p.177)
標準化して、短時間で行う
その仕事の基準を決める。どこまで行うのかを決める。
そうやって、標準化して、そこから、どうやって短時間でできるかという効率化を考える。
まずは、こうやって考えて、工夫してチームの生産性をあげられるということですね。
『チームの生産性をあげる』:「わざわざ」を「自然」に行えるように
「わざわざを避けたがる。これは人間の心理です。わざわざお店に出向かなくても、自宅にいながらにして買い物ができるインターネット通販の普及ぶりがそれを証明しています。したがって、できる限り「わざわざ」をなくして、「自然」に変える。」(p.260-261)
あまり考えないでできるようにする
チームの生産性をあげるために、自然にできるようにする。
こうすることで、誰でもできるようになりやすいでしょうし、効率化にもつながるでしょう。
本書では、その方法として、仕組み化や既存の行動に組み入れるなどが紹介されています。
さらに具体的な方法を知りたい方は、本書を読んでみてください。
取り入れたいと思ったこと
チームの生産性をあげるために、まず、問題はどこにあるかを考えるということが書かれていました。
何をやるかを考えるのが大切なのではないでしょうか。
そして、その「何を」を考えるのに、なぜやるか、を考える。
なぜ、何をやるのか。
考えたいですね。
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マネジャーの大切な仕事は何か?これを知りたい方が読まれると良いですね。
なぜ進捗が大切なのか?では、どうすると良いのか?といったことが書かれています。
マネジャーは読んでみると良いと思いました。
『チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策』沢渡あまね
チームの生産性をあげる方法。
本書では、その方法をステップで書かれています。
この記事では紹介していませんが、わかりやすく実践しやすそうなステップの
ように思いました。
ということで、チームの生産性をあげたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
チームの生産性をあげる方法について書かれています。
ステップとともに書かれているのでわかりやすいです。
チームの生産性をあげたい、マネジャーなどが読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
マネジャー。
経営者。
『チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策』沢渡あまね
チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策
- 作者: 沢渡あまね
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/07/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
標準化して、短時間で行う
標準化して、短時間で行なっていますか?