『分類脳で地アタマが良くなる』
分類
分けることが、わかること。
と言ったりします。
分けることで、わかって、できるようにつながっていく。
こういうことはありますね。
本書では、そのような分類について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「僕が提唱する分類は、もう少し広い意味、段階的に表すなら <俯瞰→細分化→抽出>の繰り返しと言えます。まず全体を俯瞰することから始まり、最後に抽出=選び出すところまでの過程で行う細分化が、多くの人がイメージするいわゆる分類となります。」(p.033)
分類は、俯瞰するところから始まる
俯瞰、分類、抽出。
ここまでやって、分類ということです。
選ぶための分類という感じかもしれませんが、本書では、もう少し分類を楽しむということも書かれています。
発想は“ぼんやり”で突き詰めない
「発想段階は、とにかく“ぼんやり”と俯瞰して、突き詰めない。次々にいろいろなことを考えて、頭の中に言葉がフラッシュして浮かぶようなイメージと言えばいいでしょうか。」(p.108)
発想段階は“ぼんやり”と
アイデアなどの発想段階は、ぼんやりと考えると、思いつきやすいということです。
いろんな言葉やイメージを組み合わせる。そんな感じなのでしょう。
そして、アイデアを思いついたら、深めていく。何が必要かを考えて実行していく、進めていく。
はじめは、ぼんやりで、思いつたら、はっきりとやっていく。
そういうことですね。
▼取り入れたいと思ったこと
ぼんやり発想する。
これを取り入れたいと思いました。
アイデア出しというと、数を出そうとするのですが、ぼんやり考えるとすると、数は出さないほうが良いのかもしれません。
いずれにしても、ぼんやりと考えてみる、というのをやってみたいと思いました。
▼ あわせて読みたい ▼
『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功(著)
分類脳で地アタマが良くなる
地アタマ。
分類をできるようになると、わかってきて、改善できる。
そういうことがわかる一冊です。
地アタマを改善したい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
地頭を良くしたい方。
ビジネスパーソン。
★『分類脳で地アタマが良くなる』石黒 謙吾
分類脳で地アタマが良くなる 頭の中にタンスの引き出しを作りましょう (単行本)
- 作者: 石黒謙吾
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: Kindle版
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
分類は、俯瞰するところから始まる
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