『9%のトップエリートがやっている最強の「判断力」』鳥原隆志
本の目次
1 あなたの持っている能力を組み合わせれば、もっと良い判断ができる!(頑張る量より、組み合わせ方を考える
10の能力、活用していますか?
限られた時間で、多くの案件を処理するゲーム ほか)
2 9%のエリートになるための判断の方程式(プロローグ「じゃあ、どうすればいいんだよ」
案件1「実はお話が…」部下が突然退職したいとの申し出
案件2「予算があればなあ…」予算がない中の部下の要望 ほか)
3 実践!インバスケット問題(学んだ方程式を使って、インバスケットにチャレンジ
インバスケット サブマリンの解説)
判断力
判断力が適切だと、物事はうまくいきやすいでしょう。
逆に考えると、判断が適切でないと、行動が不適切になりやすいでしょうから、うまくいきにくいというのはあるでしょうね。
本書では、仕事などの判断力の上げ方などについて書かれています。
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
「頑張れば頑張るほど深みにはまっていくのは、同じ方法を繰り返して頑張るからです。押さないと開かないドアを、力任せに引いているようなものです。限られた時間の中でより成果を上げるためには、インバスケット思考が必要です。この限られた時間の中でより成果を出す思考を「インバスケット思考」と呼びます。」
(p.20)
適切な方法で行う
適切に努力しないと、成果は出ないですよね。
目標に合った方法で行う。
押すドアなら押す、引くドアなら引く。
こういう判断ができるかどうかで、行動が変わって、成果が変わっていきますね。
10個の能力
「仕事において、すべての場面でこの10個の能力をフル活用するのは、現実的に無理があります。ですので、どのような場面で10個の能力のうちのどれを発揮させれば、正しい判断のプロセスをとることができるか、これがポイントなのです。」(p.40)
適切に能力を発揮する
本書では、仕事に必要な10個の能力が紹介されています。
その10個、すべてを発揮するわけではなく、必要な能力を発揮することを考える。
こういうことが書かれています。
自分についても、そうでしょうし、仕事から考えて必要なことで、自分にはできないことなら、他の人の力を借りるというのもあるでしょう。
いずれにしても、何が必要なのかを判断して、実行できるようにする。
こういうことが、仕事をうまくいかせるには必要ですよね。
取り入れたいと思ったこと
最初からできないとは、考えない。
こういうことが必要ということです。
できないと考えてしまうと、動こうとは思わないですよね。何をやってもできないと思っているわけですから。
思考も止まってしまうでしょう。そうならないように、できないとは思わない。
そう考えることが大切ということです。
あわせて読みたい
『世界一わかりやすい「インバスケット思考」』鳥原隆志
インバスケット思考については、こちらがわかりやすいです。
インバスケット思考を知りたい方は、こちらの本も合わせて読んでみてください。
『9%のトップエリートがやっている最強の「判断力」』鳥原隆志
判断力は、知識や情報、経験などがないと、なかなか身につかないものかもしれません。
本書では、そんな判断力をつける方法について書かれています。
適切な判断をできるようになれば、行動も変わっていって、成果も変わっていきやすいと思います。
判断力をつけたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
判断力がないと、困ることは多いでしょう。判断を間違えてしまったら、行動してもうまくいきにくいでしょうから。
判断力をつけたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
判断力をつけたい方。
ビジネスパーソン。
『9%のトップエリートがやっている最強の「判断力」』鳥原隆志
今日の「ビジネス書をチカラに!」
適切な方法で行う
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