速く仕事を終わらせたい。そういうときにどうすると良いか?
本書では、その考え方、方法について、7つのポイントが紹介されています。
こういったことを意識して実行すると、速く仕事を終わらせられそうですね。
『7つのゼロ思考 外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」』中村一也
本の目次
第1のゼロ思考★「ボール=0」〈ボール(仕事)を受けたらすぐ離す〉
第2のゼロ思考★「期待値=0」〈アウトプットの質への期待を低く抑える〉
第3のゼロ思考★「デスク=0」〈デスクを空にする〉
第4のゼロ思考★「オリジナル=0」〈ゼロベースから始めない〉
第5のゼロ思考★「作業=0」〈他人に作業を任せる〉
第6のゼロ思考★「モレ=0」〈全体を把握し、漏れをなくす〉
第7のゼロ思考★「モノマネ=0」〈「新しさ」で高いアウトプットを生み出す〉
7つのゼロ思考
「1 ボール=0 <ボール(仕事)を受けたらすぐ離す>
2 期待値=0 <アウトプットの質への期待を低く抑える>
3 デスク=0 <デスクを空にする>
4 オリジナル=0 <ゼロベースから始めない>
5 作業=0 <他人に作業を任せる>
6 モレ=0 <全体を把握し、漏れをなくす>
7 モノマネ=0 <「新しさ」で高いアウトプットを生み出す>」(p.9)
スピード仕事術・7つのゼロ思考
こういったことをゼロにすると、速く仕事をできるということです。
どういうことでもそうでしょうけれど、やらないでうまくいくなら、それが一番速いですよね。
そういう意味では、「ゼロ」にできるなら、それは速いはずです。
だから、こういったことを考えて、なるべくゼロにできると、仕事を速く終わらせることができるということです。
それぞれの詳しいことについては、本書を読んでみてください。
仕事を誰かに依頼するとき
「レベル0:単に「これをやれ」という仕事の頼み方
レベル1:その仕事が必要な理由を説明する
レベル2:その仕事を「その人」がやらなければならない理由を説明する
仕事を誰かに依頼する際は、ぜひこのレベル2を意識してほしいと思います。」
(p.127)
仕事を頼むのはむずかしいけれど
仕事を他人に頼むのはむずかしいですよね。
こういったことを意識して、その仕事が必要な理由と、その人がやらないといけない理由を伝えるということですね。
あとは、方法なども伝えたり考えたりするというのもあると良いのでしょう。
なぜその人がやる必要があるか、これを伝えると良いのでしょうね。
依頼しないで終わるのが理想ではあるが
依頼0で、仕事が終わっていると、さらに速いですよね。
しかし、そういうわけにもいかないでしょう。頼まれていないのに、誰かがやってくれているというのは、よっぽどのことがないとむずかしいでしょうから。
そうは言っても、依頼しないでも、仕事が終わっている状況を作れるように、頼む人には、最終的には自分で動いてもらえるようにすると良いのでしょうね。
これができたら、依頼も不要になる。依頼0で、仕事が終わる状況ができますね。
取り入れたいと思ったこと
説得力を高める方法というのも紹介されていました。
基本的には、「漏れなく」ということと、「本当か」という2つを満たすことということです。
漏れなくは、意外とむずかしいので、「本当か」ということは、意識したいですよね。
ということで、「本当か」と「漏れなく」を意識したいですね。
あわせて読みたい
『仕事のムダを削る技術』こばやしただあき
わたしの著作です。
仕事のムダを減らして、速く仕事を終らせる方法について書いています。
仕事を速く終わらせたい方は、合わせて読んでみてください。
『7つのゼロ思考 外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」』
7つのゼロ思考 外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」
7つのゼロ思考で、スピード仕事術をということが書かれています。
なるべく仕事をしないようにすることで、速く仕事を終らせる。
そのための考え方や方法が書かれています。
やはり「ゼロ」に近づけるというのはポイントになりますよね。
やらないで、できるなら、それが一番速いでしょうから。
ということで、『7つのゼロ思考』で、仕事を速く終わらせたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
『7つのゼロ思考』で、仕事を速く終わらせる考え方や方法が書かれています。
7つのポイントがわかりやすく書かれています。
仕事を速く終わらせたい方が読まれると参考になると思います。
おすすめしたい方
仕事を速く終わらせたい方。
ビジネスパーソン。
『7つのゼロ思考 外資系コンサルタントも知らない「異次元スピード仕事術」』中村一也
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