『資金繰りは4色通帳にまかせなさい 社長のための世界一やさしいお金管理法』亀田潤一郎
本の目次
第1章 稼ぐ社長だけが知っている「もっとも優秀な資金繰りツール」とは?
―お金をコントロールするのは難しくない!
第2章 究極の資金繰り術「4色通帳」
―忙しい社長向け・シンプルな導入編
第3章 「4色通帳」を極めれば会社は黒字体質に変わる!
―銀行選びから付き合い方、好かれ方、融資まで
第4章 資金繰りが変われば経営が変わる
―「会社のお金をコントロールする」の本質とは
会社のお金の把握
会社のお金。
社長が、どうやってお金の管理をするか。
本書では、4つの通帳を作って、お金を管理する方法について書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「本書では、4つに色付けされたお金の流れに応じて、4つの預金口座を設定します。
「入ってくるお金」→「売上収入口座」
「出て行くお金」→「運転資金口座」
「使ってはいけないお金」→「納税緊急口座」
「使ってもよいお金」→「将来投資口座」」(p.026)
お金の流れで4つに分ける
お金の流れで、4つに分けるということです。
入ってくるお金、出て行くお金。こういうわけかたは、個人でもやっている人はやっていると思いますし、企業であれば、分けている会社は多いのではないでしょうか。
そして、納税用の口座も作って、将来の投資のための口座も作るということです。
こうやって、通帳を分けることで、通帳を見れば、どれだけお金があるのかなどがわかりやすくなるということです。
たしかに、わかりやすいですね。
もう少し具体的に知りたい方は、本書を読んでみてください。
資金繰りの悩みがわかる質問
「「あなたの事業を継続するうえで月々必要なお金はいくらでしょうか?」
この問いに「今月は○○万円、来月は△△万円です」と即座に答えられるかどうか、これはあなたの資金繰りに対する理解を知るための質問です。」
(p.019)
月々、いくらお金が必要か?
月々、いくらお金が必要になるか?
これを把握しておかないと、資金繰りには困りますよね。
逆に、これに答えられたら、あとは、どうやって資金繰りをするかという話になっていきます。
このようにお金を把握するのを簡単にするために、口座を分けてみるというのが、本書の方法ですね。
たしかに、わけると、わかりやすくなりそうです。パッと見て、わかるというのもあるからでしょう。
取り入れたいと思ったこと
資金繰り表を作ろうということが書かれていました。
どれくらいのお金が入ってきたのか、移動するのか、こういうことを把握するのによいですよね。
資金繰り表を作って、確認する。
こうすることで、必要な資金を把握できますね。
今もやっていますが、きっちりやっていこうと思います。
あわせて読みたい
『カール教授のビジネス集中講義 金融・ファイナンス』
平野敦士カール
こちらは、金融やファイナンスの用語などがわかる一冊です。
資金繰りとはまた違った話ですが、こちらもお金の話ですね。
お金の用語などを知りたい方は、こちらも合わせて読んでみてください。
『資金繰りは4色通帳にまかせなさい 社長のための世界一やさしいお金管理法』
企業のお金の流れを把握する。
複雑だからでしょうか、なかなかむずかしかったりしますよね。
通帳を4つの種類にわけると、把握しやすくなるということが、本書では書かれています。
たしかに、わかりやすそうです。
会社のお金を把握しやすくしたい方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
4つの通帳で、会社のお金の流れを把握しやすくする方法について書かれています。
たしかにわかりやすくなりそうです。
会社のお金の流れを把握したい方に参考になると思います。
おすすめしたい方
必要なお金を把握したい方。
経営者。
『資金繰りは4色通帳にまかせなさい 社長のための世界一やさしいお金管理法』亀田潤一郎
今日の「ビジネス書をチカラに!」
お金の流れで4つに分ける
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