『ハーバード実践講座 内面から勝つ交渉術』エリカ.アリエル・フォックス
ハーバード実践講座 内面から勝つ交渉術
自分との「交渉」。
本書のタイトルは、交渉術となっていますが、他人との交渉という話ではなく自分との「交渉」、自分とどう付き合うと、自分をうまく動かすことができるのか、ということについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「悩みを抱えたときに、自分のなかで複数の意見がぶつかり合う経験をしたことのある人は多いと思います。まさに、自分の内部でテレビの討論審議のような激しい議論が続くのです。」(p.31)
自分の中での議論
悩みがあると、自分の中で、いろいろな議論が始まる。
こうしたらよい、ああしたらよい、あれではうまくいかない。。。などなど。
そうして、悩みがなかなか解決しない。
そんな自分の内面とどうやって付き合っていくのか。この方法について本書では書かれています。
自分の中に取締役会を置く
「取締役会の3人には、それぞれ「見張り」「船長」「旅人」という名前をつけます。また、3人をまとめた呼び名は「トランスフォーマー(変革者)です。」(p.56)
自分をまとめる会を置く
会社には、取締役会があります。
そのような取締役会のようなものを、自分の中に置くと、自分の中の議論をまとめやすいということです。
それぞれの役割などについての詳細は、本書を読んでみてください。
▼取り入れたいと思ったこと
自分の内面と向き合う方法が書かれていました。
この方法は、取り入れやすい方法で、実践もしやすそうだと思います。
自分の内面と向き合って、行動をしていく。
そのような方法として、取り入れたいと思います。
内面から勝つ交渉術
自分との交渉術。自分の内面との対話。
そんな方法について書かれています。
内面が変わることで外との関係も変わる。
そういう方法を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『自分の考えをまとめる技術―5つの図で整理する』奥村 隆一 (著)
『誰でもデキる人に見える 図解de仕事術』多部田憲彦(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
自分の考えをまとめたい方。
ビジネスパーソン。
★『ハーバード実践講座 内面から勝つ交渉術』エリカ.アリエル・フォックス
★【今日の「本をチカラに!」】
自分の中に取締役会を置く
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