『リーダーの教養書』
出口治明、楠木建, 猪瀬直樹,岡島悦子,中島聡,大竹文雄,長谷川眞理子,森田真生,大室正志,岡本裕一朗,上田紀行
『リーダーの教養書』の目次
序文 日米エリートの差は教養の差だ(佐々木紀彦)
対談 なぜ教養が必要なのか?(出口治明
楠木建)
教養書130(歴史(出口治明)
経営と教養(楠木建)
経済学(大竹文雄)
リーダーシップ(岡島悦子)
日本近現代史(猪瀬直樹)
進化生物学(長谷川眞理子)
コンピュータサイエンス(中島聡)
数学(森田真生)
医学(大室正志)
哲学(岡本裕一朗)
宗教(上田紀行))
おわりに 「日本3.0」の時代を生き抜くために
リーダーの教養書
教養が大切と言われたりします。
本書は、リーダーが読んでおくと良い、教養書を、上記の方たちが紹介しています。
良書が多いと思うので、参考にして、読んでみると良いと思います。
ということで、気になった本を紹介しておきます。
具体的な結果・ここに注目・言葉・名言
『プラグマティズム』W.ジェイムズ
「本書が問いかけているのは、何か理想を提示しても、具体的な結果に結びつけることができなければ、その思想に価値がないのではないか、ということだ。」(p.198)
具体的な結果
考えているだけだと、具体的な結果には結びつきにくいですよね。
だから、やはり、行動が大切なのでしょう。
例えば、心は大切なのでしょうけれど、心を大切にするには、行動して、現実を変えることが必要と言ったことがあったりしますね。
ここでは、例として「愛は人を救う」として、愛を実現するにはどうするかを考えて、行動しないといったことが書かれていました。
理想を現実に実現するには、何かしらの行動が伴うというのはありますね。
たとえ、理想に行き着けなくても、近づくためにどうするかですね。
人体
『人体600万年史』<上・下>ダニエル・E・リーバーマン
「この本は、ヒトがいかにして猿人から進化してきたかが書かれている。
ただし、単に人類史を淡々と綴るのではなく、人類を悩ませてきた「病気」との関連で進化史が語られる点に、この本の特徴がある。」(p.178)
人間の体と病気
人間と病気。
人間でいる限りは、病気の可能性がありますね。
本書では、生産性の拡大に、人間の体の進化が遅れているのではないかということです。
そのあたりが、病気とともに書かれているようですね。
面白そうな本なので、読んでみたいですね。
思ったこと
リーダーの教養書ということで、リーダーにこんな教養が必要という話の本なのですが、面白い本を読みたいという人も、手に取ってみると、知らない本が見つかって、面白いのではないでしょうか。
教養が、リーダーとかビジネスパーソンに必要というのもあるのですが、知的好奇心を満たすために読むというのもありだと思います。
リーダーではないけれど、面白い本を見つけたい。
そういう方も、読んでみると良いですね。
あわせて読みたい
★『知の英断』ジミー・カーター、リチャード・ブランソン他
『知の英断』ジミー・カーター、リチャード・ブランソン他 - ビジネス書をビジネスのチカラに
★★★★☆
どのように考えて決めて動くか。
本書では、そのヒントや参考になることが、いろいろとわかります。
ネルソン・マンデラ氏、ジミー・カーター氏、フェルナンド・カルドーゾ氏などの考え方などを知ることができます。
どのように考えると良いかということなどを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
『リーダーの教養書』
出口治明、楠木建, 猪瀬直樹,岡島悦子,中島聡,大竹文雄,長谷川眞理子,森田真生,大室正志,岡本裕一朗,上田紀行
リーダーの教養書ということで、教養書が、いろいろと紹介されています。
いわゆるビジネス書も紹介されていたりします。
面白い本を読みたい方が読まれると、本を見つける参考になると思います。
おすすめ度
★★★★☆
歴史や生物、哲学といった教養書を、選者の方たちが選んで、紹介されています。
本のタイトルは、リーダーとなっていますが、リーダーでなくても、面白い本を探したい方が読まれると良いと思います。
おすすめしたい方
面白い本を読みたい方。
ビジネスパーソン。
『リーダーの教養書』
出口治明、楠木建, 猪瀬直樹,岡島悦子,中島聡,大竹文雄,長谷川眞理子,森田真生,大室正志,岡本裕一朗,上田紀行
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
具体的な結果につなげる
理想を現実にするために、どうするか?