『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減』髙橋幸枝
本の目次
第1章 生き方の匙加減(あらゆる不幸は人と比べることから始まる
みんな、「最初の一歩」が怖いだけ ほか)
第2章 暮らしの匙加減(さみしくなったら、緑を育ててごらんなさい
誰かと話すだけで心は温かくなる ほか)
第3章 健康の匙加減(病は口からやってくる
「ちょっと不便」なくらいが体にはちょうどいい ほか)
第4章 人づき合いの匙加減(寡黙より多弁のほうが10倍好かれる
断わることも立派な愛情表現 ほか)
第5章 やさしさの匙加減(1ミリでも誰かのお役に立っているか
言葉にしないと、やさしさは伝わらない ほか)
こころの加減
「心」を考え出すとよくわからないことが多いですね。
本書は、100歳の精神科医である、高橋幸枝氏が、これまでの人生などから学んできた、心の匙加減について書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「齢90を過ぎてから実感できた人生の法則があります。
それは「最初の一歩さえ踏み出せれば、あとは勢い」というものです。
さまざまな本を見ておりますと、「どんなことでも最初の一歩さえ踏み出せればうまくいく」などと、よく説かれているものです。」(p.35)
はじめの一歩を踏み出す
はじめの一歩、大切ですよね。
わたしが感じているのは、踏み出す前の準備の大切さですね。
本番とか重要な場面までの準備。これで、結果や成果が変わる。
そう感じますし、実際そういう経験が多いです。
準備がうまくいくと、結果も思い通りかそれ以上になりやすい。
そういう意味では、一歩を踏み出すことと、踏み出す前が、結果を決めるのでしょうね。
夢に限って「匙加減」はいらない
「「挑戦すること」は、なぜよいのでしょうか。
専門的に言うと、挑戦することで好奇心が湧いたり、感情がよい方向に揺さぶられます。
それが、心にとっては非常にプラスとなるのです。
反対に言うと、挑戦することをやめた瞬間から、心の動きは鈍っていきます。」
(p.81)
挑戦すること
挑戦することで、前に進んでいこうと思いやすいですね。
いろいろなことに興味を持てるようにもなります。そうなると、刺激になって、心も活発になるでしょう。
逆に、挑戦をやめると、興味がなくなって、心は動かなくなる。
こういうことですね。
だから、やりたいことや夢には、匙加減などせずに、思いっきりやれば良いということです。
取り入れたいと思ったこと
テレビも付き合い方次第ということが書かれています。
テレビも、良質なコンテンツもあります。というか、テレビでしか見られないものを見ると良いですよね。
メディアは、使い方次第、付き合い方次第だと思います。
自分なりの付き合い方を見つけたいですね。
あわせて読みたい
『「水」のように生きる』植西 聰
生き方を、水から学ぶということが、こちらの本では書かれています。
生き方を考えたい方が読まれると参考になると思います。
合わせて読んでみてください。
『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減』髙橋幸枝
心をどのようにしていくか。
これを考えるのに、参考になることが書かれています。
100歳の精神科医の高橋幸枝氏の考え方などがわかります。
ある意味、中庸といった感じの話ですが、それだけではないこともあるので、気になった方は読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
心をどうするか。自分の心とどう付き合っていくか。
このあたりをどうするかを考えたい方が読まれると参考になると思います。
心について考えたい方が読まれると良いと思います。
おすすめしたい方
心について考えたい方。
ビジネスパーソン。
『100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減』髙橋幸枝
今日の「ビジネス書をチカラに!」
挑戦することが、心を活発にする
挑戦していますか?