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『ベストセラー全史 【現代篇】』澤村 修治。ベストセラー作法10か条


『ベストセラー全史 【現代篇】』澤村 修治 

ベストセラー全史 【現代篇】 (筑摩選書)

ベストセラー全史 【現代篇】 (筑摩選書)

 

目次

1 戦後二〇世紀(スクラップ・ラッシュから「新体制」へ―戦後・二〇世紀1
ブックス本の隆盛―戦後・二〇世紀2
大競争の時代―戦後・二〇世紀3
テレセラーの確立―戦後・二〇世紀4
多点数化時代のベストセラー―戦後・二〇世紀5)
2 二一世紀(新書ブーム―二一世紀1
ネット社会のなかのベストセラー―二一世紀2
二極化の広がり―二一世紀3
出版の変容とベストセラー―二一世紀4)

 

ベストセラー全史

ベストセラー全史ということで、1945年から2019年までのベストセラー本が紹介されています。

1945年から平成末までに日本でベストセラーとなった小説、エッセイや実用書、人文書、写真集などが紹介されています。

まとめて知ることができる点が良いですね。


「ベストセラー作法10か条」ここに注目・言葉・名言

「1、読者層の核心を二十歳前後に置く。
 2、若い読者の純粋な感性に訴えるもの、あるいは素朴な正義感にこたえる
   もの。これは大ヒットするテーマである。
 3、たえず時宜を得ていること。前年歓迎されたからといって、今年もう一度
   と願っても、そうは問屋がおろさない。
 4、なんとなく良い作品、問題性の少ない作品は、宣伝の演出がしにくい。
 5、「この世でははじめてお目にかかった」という新鮮な驚きや感動を読書に
   与えるものでなくてはならない。
 6、文章が、「読者の言葉」であること。
 7、読者は作品から実生活の信条を引き出そうとする。二度とない人生をより   幸福に生きるためにどうしたらよいか考える。それをねらうことだ。
 8、読者は正義を好む。不義をにくみ、不正を正そうとする。そういう読者の
   願いを代弁してくれる作品なら歓迎される。
 9、専門家が専門的知識をもとに書く場合は別だが、著者を読者より一段高い
   人間としてはいけない。著者は読者のなかにもやもやしてあるもののを
   「形づくる」役割を担う。ゆえに著者と読者に上下があっていいはずは
   ない。
 10、編集者はあくまでプロデューサー(企画、製作者)の立場に立たなけれ
   ばいけない。“先生”の原稿を押し頂くというのではベストセラーを
   作れない。」(p.109)


ベストセラー

光文社の社長で、カッパ・ブックス、かんき出版の創始者であった神吉晴夫氏の「ベストセラー作法10か条」が紹介されています。

神吉晴夫氏は、この「ベストセラー全史【現代篇】」で、たびたび登場します。

ベストセラーをたくさん生んできた。そして、このカッパブックスなどの出身者が、さらにベストセラーを生み出していくというのが、本書でわかります。

 

紙か電子かよりも

「紙か電子かという問題は二義的であり、良質の、また魅力ある出版物をつくることが本義だと再確認され、その認識をもとにベストセラー産生の切磋琢磨が今後も続くのは確実である。」(p.466)


魅力がある出版物

魅了がある出版物をつくること。

それが、まずはベストセラーにつながることになるのでしょう。


そういう意味では、本書を参考にしてみるというのはありかもしれません。

ただ、こうやってまとめて読んでみると、
現在において、あまり読みたいと思える本は多くはなかったです。

過去に売れた本が、長い間、読む価値がある本であるかどうかは、また別のことということなのでしょう。


思ったこと

ベストセラーが良い本かどうかは、また別なのだろうというのが、本書を読んでの感想ですね。
話題になっているという以上の読む意味や価値があるのか、ということを感じました。

本当に役立つ本を読みたい、そんなことを思いながら本書を読んでいましたし、読了後も思いました。


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こちらの『ベストセラーコード』では、売れる本、ベストセラーをアルゴリズムで見分けるということを書かれています。

本書を読むと、売れる本には共通点があるということがわかります。

売れる小説を書きたいなら知っておいて損はないでしょう。

読まれる文章も知りたいという方にも参考になると思います。

 

『ベストセラー全史 【現代篇】』澤村 修治

ベストセラー全史 【現代篇】 (筑摩選書)

ベストセラー全史 【現代篇】 (筑摩選書)

  • 作者: 澤村修治
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2019/06/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ベストセラー全史 【現代篇】ということで、戦後のベストセラーをまとめています。

上でも書きましたが、売れた本だからと言って、長い間役に立つ本であるとは限らないというのはあると思います。

というのはありますが、どんな本が売れるのかといったことに興味がある方が読まれると、こういう本があったのだとわかるので、まとめて知るために良いと思います。

おすすめ度

  ★★★★☆

 ベストセラー全史ということで、1945年から2019年までのベストセラー本が紹介されています。
 まとめて知ることができるので、良いですね。
 ベストセラーに興味がある方が読まれると良いと思いました。

おすすめしたい方

ベストセラーに興味がある方。
編集者。

『ベストセラー全史 【現代篇】』澤村 修治
 

ベストセラー全史 【現代篇】 (筑摩選書)

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