『馬を飛ばそう』ケヴィン・アシュトン
創造はどこから
本書は、IoT(Internet of Things)を考えた、ケヴィン・アシュトン氏の著書です。
創造は、どのように行うと良いのか、ということが書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「創造とは飛躍することではなく、段階を踏むことだ。問題を見つけては解決
してを繰り返すのだ。段階を踏んでいけば、ほとんどの場合成功する。一流の芸術家、科学者、技術者、発明家、企業家といったクリエイターは、新しい問題から新しい解決策へ、そこからさらに次の問題を見つけるという段階を踏んでいる。イノベーションの源は人類が誕生したときから変わっていない。何かを見て「もっといいものができる」と考えることだ。」(p.79)
もっといいものができる
創造は、飛躍ではなく、積み重ね。本書の主張の一つです。
だから、天才である必要はない。問題を見つけて解決策を見つけて、解決していく。
その先に、創造がある。そのプロセスが、創造ということです。
そして、その源は、もっといいものができると考えることだ。
「これをうまくいかせるにはどうしたらいいか?」
「カール・ドゥンカーによれば、創造という行為を始めるきっかけは、次の2つの問いのどちらかだという。「なぜこれだとうまくいかないのか?」あるいは「これをうまくいかせるにはどうしたらいいか?」」(p.89)
創造の始まりは、この問いから
創造の始まりは、この2つの問いから始まるということです。
そして、この問いの答えを見つけることが、創造に至るということになりますね。
そして、それは、段階を踏んだプロセスにあるということです。
▼取り入れたいと思ったこと
ステップを踏んでいく。その積み重ね。
プロセスを考える。
こういったことを取り入れたいというか、自分で考えて、人の意見も聞いて、より良くを目指していきたいですね。
▼ あわせて読みたい ▼
『創造力の不思議 アイデアは脳のどこからやってくるのか』
アルベルト・オリヴェリオ(著)
馬を飛ばそう
創造やアイデアを思いつく。
これは、天才でなくてもできる。これが本書の主張です。
タイトルは、『馬を飛ばそう』ということですが、馬を飛ばすための方法が書いてあるわけではなくて、アイデアを思いついたり、新しいことを創造するための方法が書かれています。
そして、それは、ステップを踏んで、問題解決を積み重ねていくこと。
こういうことだそうです。
アイデアを考えたり、創造力を高めたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
アイデアを考える、創造する。
そのプロセスについて書かれています。
価値あることを創造したいという方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
創造をしたい方。
アイデアを見つけたい方。
ビジネスパーソン。
★『馬を飛ばそう』ケヴィン・アシュトン
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
「これをうまくいかせるにはどうしたらいいか?」
⇒ 「これをうまくいかせるにはどうしたらいいか?」