『投資バカの思考法』
投資
「ひふみ投信」のファンドマネジャー、藤野英人氏の著書です。
藤野氏の投資の思考法について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「ひとつひとつの会社が、「成長するのか、しないのか」を予測することは、神様でなくてもできます。もちろん、伸びる会社を見つけることはたやすくはありませんが、日経平均を予測するよりは簡単です。なぜなら、長期的に見ると、「営業利益と株価は、ほぼ一致するからです。」」(p.042)
長期的には、営業利益と株価は、ほぼ一致する
長期的には、営業利益が増える会社は、株価も上がるということです。
「成長している」会社の株価は上がる。逆に、営業利益が減れば、株価も下がる。
わかりやすく言ってしまえば、「儲かっている」会社の株価は上がるということですね。
時間とともに価値が増す
「価値とは、利益であり、お客様の数です。
価値は、時間が経たないと上がりません。
桐の木に価値があるのは、時間をかけて育てたからです。そして、愛情を持って途中で切らなかったからです。
投資にかぎらず、人間の営みは、根本的には時間とともに価値が増します。」
(p.160)
時間を味方につける
すぐに成長したり、儲かったりはしないものでしょう。
少しずつ時間がかかって、成長していく。
だから、時間を味方につけるために、長期的に物事を見る。
これができると、日々の増減があまり気にならなくなって、長期的に成長するために必要なことに、焦点を当てることができます。
▼取り入れたいと思ったこと
投資の考え方。
長期的な視点の大切さ。
こういったことがわかる一冊でした。
長期的な視点を持って、考えたいと思いました。
投資バカの思考法
藤野氏の投資の思考法について書かれています。
投資は方法もありますが、その前に考え方というのがありますね。
方法に思考が反映されやすいところがあると思います。
投資について考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』藤野英人(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
投資の考え方を知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『投資バカの思考法』藤野英人
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時間を味方につける
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