『力の抜きどころ』古川武士
力の抜きどころ
全力で何でもできると良いのかもしれませんが、体力も精神力も限界があるでしょう。
力を抜くところを知っておくと、力を入れたいところに力を入れられるようになるはずです。
ということで、本書では、力の抜きどころ、力の入れどころについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「最善主義とは、「力の入れどころと抜きどころを見極めて、より無駄をなくし、限られた時間で最大の結果を出す」ことです。
最善主義こそ、多くの仕事やプライベートの用事において、限られた時間を自分の幸せと成果のために、最大効率で使えるようになる思考だと私は考えています。」(p.6-7)
最善主義思考
全力主義ではなく、最善主義。
最善を尽くす、という考え方でしょう。
こうしたほうが、効率的にできるということになるでしょう。
木を見て森も見る
「まず起点となるのは、森を見ることです。
俯瞰をしていれば、物事の重要度がはっきりと見えますし、変化も見えてきます。」
全体から見て、部分を見る
仕事の全体から見て、部分を見る。
そうすることで、重要なところがどこかわかるということです。
重要なところがわかれば、そこに力を入れることができます。
だから、まずは、全体から見る、森を見るということです。
▼取り入れたいと思ったこと
目的の大切さについても書かれていました。
目的から考えて、手段や重要なことを考えることができる。
そうすれば、必要なことがわかって、必要なことができるということです。
目的をしっかり意識して行いたいですね。
重要なことに力を入れる
重要なことに力を入れる。そのために、力の抜きどころを知る。
そんな本です。
重要なことに力を入れる、そのための考え方などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『思考を広げる まとめる 深める技術』太田 薫正(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
力の抜きどころを知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『力の抜きどころ』古川武士
★【今日の「本をチカラに!」
最善主義思考
⇒ 必要なことに力を入れていますか?