『ストーリーマッピングをはじめよう』ドナ・リシャウ
『ストーリーマッピングをはじめよう』の目次
イントロダクション
第1章|ストーリーマッピング
第2章|ストーリーの仕組み
第3章|コンセプトストーリー:第一印象づくりのために
第4章|オリジンストーリー:ユーザーになってもらうために
第5章|ユーセージストーリー:価値を体験してもらうために
第6章|ストーリーの発見とマッピング
第7章|ストーリーの活用法
戦略ツールを使ってストーリーを視覚化する
第8章|ストーリーマッピングの大原則
ストーリー
ストーリーや物語。
人間は、好きですよね。
本書では、ストーリーを商品開発などに活用していくということが書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「物語を分解してみると、ナラティブアークは次の7種類のプロットポイントで構成されていることがわかります。
●状況説明
●事件や問題の発生
●盛り上げ
●危機
●クライマックス
●落とし込み(オチ)
●エンディング」(p.028)
物語の7つのポイント
物語、ストーリーには、上記の7つのポイントがあるということです。
これが、基本的には、時系列に並んでいるということですね。
これらがあれば、人が心を動かされるストーリーになりやすい。
こういうことです。
逆にいうと、これらがないと、ストーリーとは認識されにくいという面もあるでしょうし、さらにいうと、心は動かされないというのはあるでしょうね。
キャラクターは、目的が動かす
「キャラクターの物語を進めることがあなたの仕事です。そしてもうひとつ、キャラクターが目的を達成できるようにするのもあなたの仕事です。映画の観客にとっても、プロダクトのターゲットオーディエンスにとっても、目的のない物語ほど最悪なものはありません。」(p.173)
目的が人を動かす
目的や理由もなく動く。
現実の世界では、よくあることかもしれません。
というよりも、目的がよくわかっていない人は多いのではないでしょうか。
しかし、物語でこれをやってしまうと、受け手が理解できないということが起こりますね。
もっというと、つまらないと感じてしまって、興味を失ってしまうというのはありますね。
なぜそう動くのかがわからなくて、興ざめするということです。
だから、目的を設定する。これが、物語を進めるには大切ということです。
取り入れたいと思ったこと
上の物語の7つのポイントを取り入れたいですよね。
そして、本書で紹介されているように、商品やウェブサイトなどに応用したいところです。
適宜使ってみて、どういう反応があるか。知りたいですね。
あわせて読みたい:『ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン』
『ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン』カーマイン・ガロ
プレゼンで人の心を動かすには?『ビジネスと人を動かす 驚異のストーリープレゼン』カーマイン・ガロ - ビジネス書をビジネスのチカラに
こちらの本では、ストーリーを使ったプレゼンについて書かれています。
いろいろな方法が紹介されているので、それらを駆使して、プレゼンを改善すると、ビジネスや人を動かすプレゼンができるようにななっていくだろうと思います。
『ストーリーマッピングをはじめよう』ドナ・リシャウ
ストーリーマッピングということで、ストーリーの構成要素を、本書では知ることができます。
そして、どうやってストーリーを商品などに応用していくのかということも書かれています。
ストーリーで、商品を伝えていきたい方が読まれると、参考になりますね。
おすすめ度
★★★★☆
ストーリーをビジネスなどに活用していく。その方法などが書かれています。
ストーリーの力をどうやってビジネスに活用すると良いか。
その方法を知りたい方が読まれると参考になる一冊です。
おすすめしたい方
マーケティング担当者。
経営者。
『ストーリーマッピングをはじめよう』ドナ・リシャウ>
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
キャラクターは、目的が動かす
あなたの目的は?