『ゼロ秒思考[行動編]―――即断即決、即実行のトレーニング』赤羽雄二
即断即決、即実行
『ゼロ秒思考[行動編]』ということで、即断即決して、即実行できるようになるための方法、考え方が書かれています。
即断即決、即実行するには、どうしたら良いのでしょうか?
今回は、このあたりがさらに詳しく書かれています。
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
仕事ができるようになるには?
「私はその疑問に、「全体観を持つこと。そして即断即決、即実行できるようになること」だと答えたい。しかもそれを、無用な失敗の痛手なく実現できる効果的なトレーニングがある。
それが今から紹介する2つのツール、「オプション」と「フレームワーク」だ。」(p.046)
「オプション」と「フレームワーク」
オプションは、選択肢。フレームワークは、物事を整理する枠組み。
この2つを使えるようになることで、全体観が養える。
そして、全体が把握できるようになると、即断即決、即実行しやすくなるということです。
そうなんですよね。
判断ができないのは、全体の中で、何が優先順位が高いかがわからないから。
そして、全体を把握するには、やはりフレームワークなどを使うと良いですね。
即断即決、即実行のリスク
「即断即決、即実行を実践した特に初めのうちにおいては、若干のミスは避けられない。しかし、普通に仕事をしていてもミスがゼロというわけではないので、あまり神経質になってもしかたがない。それよりも、圧倒的なスピードで仕事をすることのメリットのほうが大きいので、余計なケチをつけられないように、最初は気をつけながら進めるしかない。」(p.158-159)
ミスに気をつけながら進める
慣れないうちは、ミスがあるでしょう。
スピードをあげれば、質は下がる。
ただ、どのあたりに気をつければ、大きなミスにならないか、ミスになりにくいかを考えていれば、ミスは増やさないようにできるはずです。
ミスに気をつけながら、スピードをあげる。
即断即決、即実行を習慣にできるように、繰り返すことが大切でしょう。
習慣にできれば、あまり考えなくても、ミスに気がつきやすくなるでしょうから。
▼取り入れたいと思ったこと
全体から考える。終わりから考える。
これは、意識して行っています。
部分最適だけだと、なかなか大きな変化が起こせないからですね。
こうなると良いと思ったら、そこから全体と、最終的にどうなると良いかを
考えて、どうすると良いのかを考える。
こういうことをやりたいですよね。
『ゼロ秒思考[行動編]―――即断即決、即実行のトレーニング』赤羽雄二
即断即決、即実行。すぐに決めて、すぐに動ける。
こうできると、スピードは速くなりますね。
本書では、その考え方やトレーニング方法が書かれています。
スピードを速くすると、効率的になって、仕事も早く終わらせられるでしょう。
▼ あわせて読みたい ▼
『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』
赤羽雄二(著)
★『ゼロ秒思考[行動編]―――即断即決、即実行のトレーニング』赤羽雄二
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
ゼロ秒思考[行動編]ということで、即断即決、即実行のトレーニング方法
について書かれています。
オプションとフレームワークという2つの全体観を持つためのトレーニング
などが紹介されています。
すぐに動けるようになりたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
即断即決、即実行できるようになりたい方。
ビジネスパーソン。
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
仕事ができるようになるには、全体観を持つ
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