『幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする』
ポール・ドーラン
幸せな選択
選択によって、幸せを感じたり、不幸を感じたり。
そういうことはありますね。
本書では、幸せな選択をするための考え方などについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「幸福とは、快楽とやりがいが持続することである。」(p.28)
幸福とは?
本書で言う、幸福とは、快楽とやりがいが持続することということです。
快楽だけではなく、やりがいもある。
そして、それが続く状態。
これを幸福としています。
この定義の良い点は、計測できるということにあるということです。
注意と幸福
「幸福の製造プロセスとは、あなたの注意を割り振る(配分する)作業のこと。幸福を生み出すためのインプットは、あなたの注意を奪い合う非常に多くの刺激だ。これらの刺激は、あなたがその刺激に向けた注意によって幸福に変わる。」(p.88)
どのように刺激に注意を向けるか?
起こった出来事などについて、どのように注意を向けるか。
これは、幸福に影響を与えるということです。
多くの人が悲しいと思うことも、注意を向けず気にしないとできれば、不幸にはならないでしょう。
「刺激」にどのように注意を向けるか。
これが、幸福に関係しているということです。
▼取り入れたいと思ったこと
本書では、置かれている環境の大切さについても書かれています。
幸福と言うと、心の問題と考えると思います。
そして、心は環境に影響を受けます。
自分の周りの環境をどうするか。
ここも考えたいことですよね。
幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする
選択と行動。
幸せな選択と行動をするには、どうすると良いか。
本書ではこの点について書かれています。
自分の幸せなどについて考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』前野 隆司
幸せになりたかったら 幸せの4つの因子 ●「やってみよう!」因子 ●「ありがとう!」因子 ●「なんとかなる!」因子 ●「あなたらしく!」因子 これら4つの因子を満たせるようにする。
『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』前野 隆司 - ビジネス書をビジネスのチカラに
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
幸せな選択、行動について考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする』
ポール・ドーラン
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
刺激にどのように注意を向けるかが、幸福と関係している
⇒ どのように刺激に注意を向けるか?