『戦略のためのシナリオ・プランニング』
シナリオ・プランニング
本書では、戦略を作る際のシナリオ・プランニングについて書かれています。
シナリオプランニングの基本的なところなどを事例とともに紹介しています。
▼ ここに注目 ▼
「伝統的なプランニング方法では、経営者が未来に対して決まりきった見方しかできなくなるというのである。
シナリオ・プランニングは、経営者たちをこうした知的監獄から抜け出すように促す。なぜなら、それは経営者に企業内環境の「外部」を見せるようにするのである。」(p.095-096)
シナリオプランニングは、未来の「外部」を見せる
決まりきった未来がある。
伝統的なプランニング方法だと、そう考えてしまいがちになる。
そこを、シナリオプランニングを使うと、違った見方もあるということがわかる。
だから、シナリオプランニングを考えると良いということですね。
シナリオプランニングの道筋とは
「五つのステップとは、(1)チーム構成、(2)競争上のデータの収集・分析、(3)マクロ・データの収集、(4)シナリオの作成、(5)価値の付加、というものである。」(p.105)
5つのステップ
シナリオプランニングの5つのステップは、こうなっているそうです。
データを集めて、シナリオを作る。
そして、できたシナリオで価値を付加する。
こういうことができると良いということです。
シナリオを作って終わりではなく、価値を付け加えるということが大切ということです。
▼取り入れたいと思ったこと
シナリオは、どうやって作るか。努力ではなく、発想力で作るものだということです。
発想力が大切にはなりますね。
このあたりは、発想力の話になってくるのだと思います。
そして、パターンから考えるというのもありますね。
▼ あわせて読みたい ▼
『戦略思考のフレームワーク―未来を洞察する「メタ思考」入門』西村行功(著)
戦略のためのシナリオ・プランニング
戦略を作るための、シナリオプランニング。
その考え方や作成方法について、書かれています。
シナリオプランニングを考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
シナリオプランニングについて知りたい方。
経営者。
★『戦略のためのシナリオ・プランニング』ロムロ・ウェイラン・ガイオソ
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
シナリオプランニングの5つのステップ
⇒ シナリオを作ったら、価値を付加していますか?