世界のビジネス書50冊が紹介されています。
まとめて知りたい方が、まず読んでみると良いのではないかと思います。
『世界のビジネス書50の名著』T・バトラー=ボードン。大間知 知子(翻訳)
世界のビジネス書50の名著【解説動画付き】 (5分でわかる50の名著シリーズ) (ディスカヴァーリベラルアーツカレッジ) (Discover Next D)
- 作者:T・バトラー=ボードン
- 発売日: 2021/03/19
- メディア: Kindle版
目次
1 起業家精神とイノベーション(新しい業界や産業に進出するときは、つねにその業界や産業を揺さぶり、新しい価値をもたらす努力をするべきだ。-『ヴァージン』リチャード・ブランソン/社会の利益に最も役立つのは、消費者に高品質と低価格を提供する巨大な独占企業である。-『タイタン』ロン・チャーナウ/ビジネスを成功させる最大の要因は、ビジョン、忍耐、そして機敏さだ。-『アリババージャック・マーの帝国』ダンカン・クラーク ほか)
2 マネジメントとリーダーシップ(富を得るための近道というものはない。職業選択を間違えないこと、よい性格であること、何事もあきらめないこと、そして宣伝を忘れないことである。-『富を築く技術』P.T.バーナム/富を創造する者は、あらゆる方法で他の人々の生活を豊かにする道徳的義務がある。-『富の福音』アンドリュー・カーネギー/現代文明は資本主義文明であると同時に、経営者の文明でもある。-『経営者の時代』アルフレッド・チャンドラー ほか)
3 戦略とマーケティング(顧客の要望に応えることが企業の存続の鍵だという思い込みの罠に落ちやすい。気づいたときには新しい市場と技術に乗り遅れ、成長の機会を逃している。-『イノベーションのジレンマ』クレイトン・クリステンセン/すぐれた会社を判断する基準は、会社が追い風のときにどれだけ拡大できるかではなく、困難と危機に耐えて長期的な未来を切り開けるかどうかにある。-『ビジョナリー・カンパニー4-自分の意志で偉大になる』ジム・コリンズ/人も企業も、持てる力を最大限に発揮するためには、自分自身の利益を超えた高い次元の目標を持つ必要がある。-『想定外』ジョン・ケイ ほか)
『世界のビジネス書50の名著』のここに注目・言葉・名言
『経営者の条件』ピーター・ドラッカー
「成果を上げる能力は、明確な目標と貢献する意欲によって生まれる。」(p.339)
成果を上げる能力
ピーター・ドラッカー氏の一冊です。
「成果をあげるエグゼクティブは、自分の時間がどのように費やされているか
を正確に知り、本当の意味で自分のために使える時間をきちんと管理している。」
(p.343)
といったことが書かれているということです。
タイトルからすると、経営者向けなのですが、
ビジネスパーソンにも参考になることが多いですね。
ビジネスの目標
『SHOE DOG(シュードッグ) -靴にすべてを』フィル・ナイト
「ビジネスをするなら、人々の生活を目に見える形でよりよくしたい
という目標を持つべきだ。」(p.175)
ナイキ創業者のフィル・ナイト氏
ナイキの創業者、フィル・ナイト氏の自伝のような本です。
「1964年には、「ジョギング」はまだ世間に広まっていなかった。雨の中で3マイルを走るなど、変わり者のすることだった。ランナーはしばしば車のドライバーから怒鳴られたり、飲み物をかけられたり
した。」(p.180)
しかし、フィル・ナイト氏は、
「私は走ることを信じていた。みんなが毎日数マイルを走れば、世の中はもっと良くなると思っていたし、このシューズを履けば走りはもっと良くなると思っていた。」
ということで、生活が良くなる、よりよくしたいという目標を持っていたということです。
思ったこと
『ビジョナリー・カンパニー4ー自分の意志で偉大になる』
ジム・コリンズ
「すぐれた会社を判断する基準は、会社が追い風のときにどれだけ拡大できるかではなく、困難と危機に耐えて長期的な未来を切り開けるかどうかにある。」(p.585)
うまくいかないときに、長期的な未来を考えて、行動したいものですね。
『世界のビジネス書50の名著』
T・バトラー=ボードン。大間知 知子(翻訳)
世界のビジネス書50の名著【解説動画付き】 (5分でわかる50の名著シリーズ) (ディスカヴァーリベラルアーツカレッジ) (Discover Next D)
- 作者:T・バトラー=ボードン
- 発売日: 2021/03/19
- メディア: Kindle版
おすすめ度
★★★★☆
世界のビジネス書50の名著ということで、ビジネス書50冊がわかりやすく紹介されています。
まずは、ここから読んでみて、さらに興味がひかれた本を読んでみると良いと思います。
おすすめしたい方
ビジネスパーソン。
経営者。
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
ビジネスをするなら、人々の生活を目に見える形でよりよくしたいという目標を持つべきだ
あなたのビジネスの目標は?