『アウトプットの質を高める 仮説検証力』生方 正也
仮説検証
仮説検証が大切。
よく言われることではないでしょうか。
本書は、とくに検証について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「「仮説と検証」という言葉でよく語られますが、検証には実は二つのやり方があります。
一つは実際に仮説を試してみて、その結果を振り返るというものです。これは「検証」という言葉からイメージしやすいでしょう。
もう一つは、現在の成果物の改善点はないかということを確認していくというものです。単なる見直しじゃないかと感じるかもしれませんが、これも立派な検証です。
この二つの検証をうまく使いこなすことが、アウトプットのクオリティを上げるために欠かせません。」(p.12)
検証は、結果と改善点を検証する
検証は、結果がどうだったかと、改善点がないか、の2つを検証することだそうです。
結果がどうだったかも検証しないということもあるかもしれません。
ましてや、改善点ということだと、検証しないことも多いかもしれません。
両方、検証したいものですね。
アウトプットの幹
「本書で言う幹とは、次のようなものです。
「アウトプットの幹とは、そのアウトプット全タイの内容の70%程度をカバーした上で、そのエッセンスを一言でまとめたもの」
提案書の幹を「この商品を買ってください」としてしまうと、その提案書の70%は到底カバーしきれていません。
その商品を導入するメリットや導入の仕方なども含めて、ようやく提案書の内容の70%くらいになるのではないでしょうか。」(p.34)
提案の70%を一言で伝える
提案の70%ぐらいを表現することを一言で表現する。
それが、アウトプットの幹ということです。
一番大事なことプラス2、3のことを加える感じでしょうか。
それぐらいのことを、まとめられた一言。それが、アウトプットの幹ということで、ここが伝わるようにしたいところです。
▼取り入れたいと思ったこと
検証の3つの視点というものが紹介されています。
知りたい方は、本書を読んでみてください。
取り入れたいと思いました。
▼ あわせて読みたい ▼
『仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法』内田 和成 (著)
アウトプットの質を高める 仮説検証力
アウトプットの質を高める。
それには、仮説と検証を、うまく回せるようになることが必要。
ということで、仮説検証力の高め方について書かれています。
仮説検証力を高めたい方は、読んでみてください。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
仮説検証力を高めたい方。
ビジネスパーソン。
★『アウトプットの質を高める 仮説検証力』生方 正也
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
検証は、結果と改善点を検証する
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