『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか—孫正義のYesと言わせる技術』三木雄信
なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか――孫正義のYesと言わせる技術
- 作者: 三木雄信
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: 単行本
英語の勉強
英語の勉強をしているという方は多いと思います。
本書では、孫正義氏の英語について書かれています。
孫氏が使っている英語は、簡単な英語で、中学英語程度のものだそうです。
そんな英語で、なぜ世界のトップを説得するなどできるのか、といったことが書かれています。
ここに注目・言葉・名言
「孫正義の英語をベンチマークにする
英語の勉強法を考えるにあたって、私は目標となるベンチマークを孫正義にしました。
なぜなら、孫正義の英語は、当時の私にも聞き取ることができたからです。
ネイティブ・スピーカーの話すことはほとんど聞き取れなかった私にも、孫正義の英語はなんとか聞き取れました。
使っている単語も中学校レベルの簡単なものばかりでしたし、熟語も文法も中学校レベルでした。」(p.15)
孫正義の英語をベンチマークにする
孫正義氏の英語は、中学校レベルの英語だそうです。
本書では、その英語のスピーチや表現、単語が収録されていますが、簡単な英語で表現しているということがわかります。
それでも、世界のトップに通じる英語である。
だからベンチマークにする、目標にするというのはいいですよね。
大事なことは繰り返す
「孫正義は、特に印象付けたいメッセージを何度も何度も、少しずつ表現を変えて繰り返します。
日本語であっても、孫正義は、重要なメッセージは何度も繰り返します。
まして英語であれば、ニュアンスを正確に伝えようとさまざまな言い方で繰り返します。」(p.31)
大事なことは、表現を変えて何度も繰り返す
人の話は、聞いているようで聞いていなかったりしますよね。
大事なことを繰り返せば、それが大事なのだと相手にわかります。
だから、何度も繰り返す。表現を変えて、わかるように伝える。
これは、日本語でも英語でも同じということです。
取り入れたいと思ったこと
本書の後半は、孫正義氏がよく使う英語表現が紹介されています。
自分が英語で何かを伝えたいときに使ってみると良さそうな英語表現だと思いました。
使っていきたいですね。
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孫正義氏の英語について書かれています。
むずかしい英語ではなく、簡単な中学レベルの英語を使っているということです。
それで十分なのですよね。伝わることが大切なのであって、むずかしい表現を使えば良いということではありませんから。
孫正義氏の英語から学びたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆
孫正義氏の英語表現がわかります。
簡単な、中学英語を使っているというのがわかります。
孫正義氏の英語から、伝わる英語を知りたい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
伝わっる英語の表現を知りたい方。
ビジネスパーソン。
『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか—孫正義のYesと言わせる技術』三木雄信
なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか――孫正義のYesと言わせる技術
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孫正義の英語をベンチマークにする
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