⇒『問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術』
佐藤オオキ
「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術
nendoの佐藤オオキ氏の著書です。
問題解決のためのひらめきの技術について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「アイデアが記憶に残る条件を考えると、逆説的ですが、アイデアの中にあるデメリットを残すことにあるんじゃないか、と思うんです。ネガティブな要素と一緒に伝えることによって、全体としてポジティブに伝わる、と。」(p.25)
アイデアが記憶に残る条件「ポジ+ネガ」
ポジティブだけではなく、ネガティブも伝える。
こうすることで、ポジティブがより際立って、全体としてポジティブに伝わるということです。
たしかに、ポジティブだけだと、あまり良さが伝わらないというのがあるかもしれません。
だから、ネガティブも伝える。ポジ+ネガで、ポジティブが伝わりやすくなるということです。
アイデアのための入力と出力の循環
「「面白いアイデアがなかなか見つからない」という人がいますが、これは頭の「入力」と「出力」の循環が正しくできていないことが原因なんだと思うんです。」(p.69)
入力と出力の循環
インプットだけではなく、アウトプットも。
アウトプットだけではなく、インプットも。
インプット←→アウトプット
こういう入力と出力の循環ができると、アイデアが出やすくなる。
両方を循環すると良いわけですね。
▼取り入れたいと思ったこと
デザインに求められるもの、整理、伝達、ひらめき。
整理すること、伝えること、そしてひらめき。
本書では、この伝えることやひらめきについて書かれています。
取り入れていきたいと思っています。
問題解決ラボ
nendoの佐藤オオキ氏が、問題解決のためのひらめきの技術について書かれています。
問題解決の技術や心得などを知ることができます。
ひらめくのは、なかなかむずかしい。
そんなことを考える方が読んでみると、ひらめくための方法を知って、ひらめきやすくなる。
本書は、そんな本ですね。
というわけで、問題解決の技術を知りたい方は読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『ウラからのぞけばオモテが見える』佐藤オオキ(著)川上典李子(著)

ウラからのぞけばオモテが見える (佐藤オオキ/nendo・10の思考法と行動術)
- 作者: 佐藤オオキ,川上典李子,日経デザイン
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2013/10/17
- メディア: 単行本
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
問題解決の方法をひらめきたい方。
ビジネスパーソン。
★『問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術』
佐藤オオキ
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
アイデアが記憶に残る条件「ポジ+ネガ」
⇒ ポジティブとともに、ネガティブなことも伝えていますか?