『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』仲野孝明
背伸び。いきなりですが、背伸びしていますか?
健康と背伸び。
なんとなく関係がありそうですよね。
本書では、背伸びや姿勢と健康の関係について書かれています。
『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
「すべての歪みは「頭の位置」からはじまっている」(p.76)
「人間の体を全体で見たときに、頭の位置が背骨の真上にきていない人は、体が歪んでいる人だということがわかります。体のバランスがとれている人に、頭の位置が間違っている人はいません。」(p.78)
体の歪みは、頭の位置を見るとわかる
たとえば、頭の位置が前方にずれている。
そういう人は、体が歪んでいるということです。猫背のような感じですね。
そうなると、頭痛につながったりするそうです。
姿勢が悪いと、体に異常が出てくることがある。
だから、姿勢は健康と関係がある。
こういうことですね。
背伸びをすると姿勢が良くなる
「背伸びをすると、人はちょうど身長を測るときにするように、無意識に頭の位置が引き上がります。あごを引いて、頭頂部を引っぱったマリオネットのような姿勢が背伸びをするだけで自然にとれるのです。この姿勢こそが私たちの体が本来あるべき「設計図どおりの体のポジション」ということになります。」(p.128)
背伸びの姿勢が「設計図どおりの体のポジション」
両手を上げて背伸びをします。その姿勢から両手を下げます。
この姿勢が、体の適切なポジションということです。
この状態を維持すると、姿勢がいいということになる。
だから、背伸びをすると、姿勢が良くなって、健康に良くなるということです。
▼取り入れたいと思ったこと
「姿勢のためにしてはいけない10のNG習慣」というものが紹介されています。
1 あぐらをかいて座る
2 座イスを用いる
3 お尻のポケットにスマホや財布を入れる
4 足を組んで座る
5 飛行機や新幹線で座席を倒す
6 車に長時間乗る
7 枕を背もたれにして本を読む
8 ウェスタンブーツで歩く
9 いつも同じ肩に鞄をかける
10 イスに浅く座る
これらは、健康と良い姿勢のためには、やらないようにしたいですね。
『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』仲野孝明
背伸びが健康に良い。
そう言われても、そんなものかと思うくらいかもしれません。
姿勢が健康に影響しているというのは、最近だと、スマホで姿勢が悪くなって体調が悪くなるということが言われているので、ご存じの方も多いでしょう。
背伸びをすることで、姿勢が良くなって、健康に良い。
本書では、こういったことがわかります。
背伸びや姿勢で健康になりたい方が読まれると良いですね。
▼ あわせて読みたい ▼
『効く健康法 効かない健康法』岡田 正彦
効く健康法 効かない健康法 あの健康法は効くのか、効かないのか。 このあたりを知りたい方が読まれると、参考になると思います。 わたしは読んで良かったです。
『効く健康法 効かない健康法』岡田 正彦 - ビジネス書をビジネスのチカラに
★『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』仲野孝明
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
仲野孝明氏が、姿勢や背伸びの健康への影響について書かれています。
姿勢の大切やその影響がわかります。
健康に興味がある方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
健康のための姿勢、背伸びを知りたい方。
ビジネスパーソン。
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
背伸びをすると姿勢が良くなる
⇒ 背伸びをしていますか?