『経済は、人類を幸せにできるのか?』ダニエル・コーエン
経済と幸せ
経済と幸せ。
関係していますよね。
本書では、経済と幸せについて書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「獲得してもすぐに失われてしまう“幸せ”という目的を、絶えず課してくる社会のパラドックスを、どのように理解すればよいのだろうか。その答えはすぐに浮かんでくる。すなわち、人類はあらゆることに慣れてしまうので、幸せになれないのだ。」(p.008)
幸せに慣れてしまう
幸せになった。とすぐに、それに慣れてしまう。
そして、すぐに幸せが失われる。
現代には、そういう面があるのではないかということです。
たしかに、こういう面はありそうですね。
インターネットと幸福
「インターネット利用者は、ネットに幸福を見出しているのだろうか。
「インターネットと生活の満足感」というタイトルの調査からは、インターネットに費やす時間は、孤独と不満に正比例することが多いとわかった。」
(p.180)
インターネットに費やす時間は、孤独と不満に正比例することが多い
理由は書かれていないのですが、こういうことを感じる人が多いのかもしれません。
人とつながりやすくしている反面、リアルにつながることを減らしているところもあるのかもしれませんね。
このことが、孤独につながっている。そういうところが、ネットにはありそう
です。
▼思ったこと
経済のことは、人間はまだよくわかっていない。そういうところがありますね。
そこが、経済やお金が幸福につながらないところがある理由かもしれません。
経済をもう少しわかって、うまく運用できると、幸せにつなげやすくなるの
でしょうね。
▼ あわせて読みたい ▼
『幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする』
ポール・ドーラン
幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする 選択と行動。 幸せな選択と行動をするには、どうすると良いか。 本書ではこの点について書かれています。 自分の幸せなどについて考えたい方が読まれると、参考になると思います。
『幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする』 ポール・ドーラン - ビジネス書をビジネスのチカラに
経済は、人類を幸せにできるのか?
経済と幸せの関係。
わかっているようで、わかっていないことではないでしょうか。
そのあたりを考えたい方が読まれると、思考を刺激されますね。
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
経済と幸せに興味がある方。
ビジネスパーソン。
★『経済は、人類を幸せにできるのか?』ダニエル・コーエン
★【今日の「ビジネス書をチカラに!」】
インターネットに費やす時間は、孤独と不満に正比例することが多い
⇒ 経済と幸せについて考えてみる