ビジネス書をビジネスのチカラに。書評ブログ

ビジネス書の書評ブログ。ビジネス書の紹介、ビジネス書の名言・言葉などを紹介しています。本の書評・感想レビュー

【メルマガ登録】(無料)まぐまぐ殿堂入りメルマガ  メルマガで読みたい方は、ぜひご登録を!
知識をチカラに
(マガジンID:0000139905) Powered by まぐまぐ
メールアドレス:

 本を書きました。絶賛発売中です!→ 『1つのことを長く続けられる技術』  本の詳細 → 『1つのことを長く続けられる技術』

 
 

『自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』


自分を変える方法ということで、行動できるようにする方法などについて書かれています。

そこまで難しい方法ではないですし、これらの方法を知っているという人も多いのではないかと思います。

ただ、実際にやっているかどうかはまた別の話です。

ということで、自分を動かす方法などについて書かれています。

『自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』

『自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』

『自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』ケイティ・ミルクマン,アンジェラ・ダックワース

目次

■CHAPTER 01:いやでも「やる気」が出る
──「フレッシュスタート」の絶大な力
■CHAPTER 02:「衝動性」を逆用する
──「つい動いてしまう」仕組みをつくる
■CHAPTER 03:また「先延ばし」した?
──自分を「最適な強度」で縛る
■CHAPTER 04:「合図と計画」ですぐ動ける
──「合図付きの計画」という最高の味方
■CHAPTER 05:「怠け心」を出し抜く
──「怠惰なおかげ」で続くようにすればいい
■CHAPTER 06:「自信」の異様な力
──心だけでなく体まで変えてしまう
■CHAPTER 07:「同調する力」を利用する
──「みんな」の強烈な影響力

『自分を変える方法』ここに注目・言葉・名言

「目先の楽しみを求める欲求に抗うのではなく、欲求を味方につければいいのだ。
 数々の研究がくり返し明らかにしているように、意志力で誘惑から逃れるようにするのではなう、よい行動をいますぐ楽しめるように変える方法を考えることが得策だ。
 遠い先に大きな見返りが得られるというだけでは、やる気は続かない。
 メリー・ポピンズ的アプローチは、目標から気をそらすことの多い
楽しみを逆手にとって、妨げを魅了に変える。
 そうすれば突如として、自分からジムに行きたい、仕事に集中したい、健康的な食事をしたい、もっと勉強したいと思うようになる。この欲求が、行動変容の大きな原動力になるのだ。」(p.120-121)

楽しみを加える

やったら良いとわかっていて、なかなかできないことがあるとします。早寝早起きとか、勉強とか。

そういうものに、何か楽しいことを加えるて行うと、楽しいからやりたくなって、行動できるようになるということです。

早寝したいなら、寝ることが楽しくなるようなこと、ベッドに入るのが楽しくなるようにするなどですかね。

勉強は、勉強自体をゲームなどにするとかでしょうか。

助言を求める。助言を与える

「望まれない助言を与えると、相手の自信をくじいてしまうことがある。だが助言を求めると、その相手は自信が高まり、目標を達成するための戦略をじっくり考えることにもつながる。また人に助言を与えると、助言したことを自分でやらないのは偽善に感じられるから、自分でもそれを実行するようになる。」(p.296)

助言を与えること

自分と同じようなことができない人がいるとしたら、どのような助言を与えるかを考えてみるというのは、有効なように思います。

そして、その助言に自分も従うようにする。

自分がやりたいことができない人は、どうしたら良いのか。

そんなことを考えて、自分も実行するようにすると、案外、できるようになることもありそうですね。

取り入れたいと思ったこと

「ありとあらゆるノウハウを駆使し、努力を続けているのに結果が出ないときは、その目標を達成するための新しい方法を考え、新規まき直しを図るチャンスだ。
目の前の障害を乗り越えるには、状況に合わせて方法を調整するだけでなく、自分の強みと弱みを考慮し、それに合わせて目標を調整することも大切だ。
人によって向き不向きがある。誰かが退屈だと感じることを、あなたは楽しいと感じるかもしれない。そしてメリー・ポピンズが言うように、楽しい道が見つかれば百人力だ。
あなたの性格や状況にぴったり合った手法が見つかれば、行動変容はもうあなたの手中にある。そこに至るまでのすべてのステップで、本書がガイドになることを祈っている。
どんな内的障害があるのかを見極め、あなたの成功を導くようにカスタマイズされた手法を一貫して使い続ければ、いまのあなたからなりたいあなたに変われることを、研究と経験は示している。」(p.352)

自分に合った方法を見つけると、うまくいきやすいですよね。

そういう意味で、本書などから、自分を変える方法や動かす方法を見つけて、やってみるというのは、一つの方法だと思います。

あわせて読みたい

『仕事・お金・依存症・ダイエット・人間関係 自分を見違えるほど変える技術 チェンジ・エニシング』
  ケリー・パターソン,ジョセフ・グレニー(著)他
 

こちらも自分を変えたい。そういう方が読まれると、参考になる一冊です。

6つのポイントを押さえながら、自分を変えていく方法について書かれています。

ダイエットや仕事のやり方、お金の使い方などを変える考え方や方法が紹介されています。
自分を変えいたい方は、こちらも読んでみてください。

 

『自分を変える方法──いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学』

 

おすすめ度

  ★★★★☆

自分の行動を変える、その方法などについて書かれています。自分の中の障害をどうやって変えていくのかなどの参考になると思います。
行動を変えたい方などが読んで、実践してみると変わりやすいはずです。

おすすめしたい方

ビジネスパーソン。
自分を変えたい方。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!

楽しみを加える

楽しみを加えていますか?