⇒『頑張らなければ、病気は治る』樺沢 紫苑
頑張り過ぎない
頑張り過ぎると、病気が治りにくい。
本書では、そんなことが書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「患者さんが「たった3カ月でこんなに治った!」と喜べれば、病気への不安は減ります。それによって自然治癒力が高まり、病気はさらに治っていくのです。」(p.33)
不安を減らす
不安を減らすことができると、自然治癒力が高まる。
だから、不安をあまり感じないようにする。
それには、完璧に治るというところに目を向けるのではなく、回復していることに目を向ける。
こういうことが大切ということです。
やってみようかと思い始める取引の段階
「「否認」から「受容」へと至る過程の中で、患者さんが治療に対して真に前向きに変わる状態が訪れます。それを「取引」と言います。」(p.135)
しょうがないやってみるか
病気がわかると、はじめは病気を「否認」したくなる、ということです。
そして、その段階を経て、受容に至ると治療に前向きになる。
こうなってくると、治りやすくなるということです。
病気や治療に前向きに取り組めるようになって、変わっていくということですね。
▼取り入れたいと思ったこと
オキシトシンというホルモンが、ストレスから身体を守ってくれるということです。
このオキシトシンを出すには、感謝や信頼、つながりが大切ということなので、こういったことをしたいと思います。
気持ちを変えるための行動、言葉。
こういうことが、病気や健康に影響しているということがわかりますね。
頑張らなければ、病気は治る
かんばりすぎると、病気が治りにくい。
病気を認めて、そこから前向きに治療していく。
そういった考え方などについて書かれています。
病気との向き合い方などを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『遺伝子医療革命―ゲノム科学がわたしたちを変える』
フランシス・S・コリンズ(著)
『9割の体調不良は姿勢でよくなる』仲野孝明(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
病気の不安を減らしたい方。
ビジネスパーソン。
★『頑張らなければ、病気は治る』樺沢 紫苑
★【今日の「本をチカラに!」】
不安を減らすことができると、自然治癒力が高まる
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