⇒『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』吉田 拳
Excelを仕事で使いこなすには?
Excelを仕事で使う。
事務的な仕事であれば、そういう機会は、それなりにあるのではないでしょうか。
本書は、仕事でExcelを使いこなすために知っておきたいことが書かれています。
わかりやすいので、これから仕事でExcelを使いたいという方がまず読んでみると良い一冊だと思いました。
▼ ここに注目 ▼
「Excelは、その機能や関数を100%マスターしても、それだけでは使いこなすことができません。大切なのは、
「そもそも、Excelで何をするのか?」
「どんな資料を作って、それをどう活かすのか?」
といった目的意識、そして
「必要な作業を、いかに効率的に、ラクに、ミスなく済ませる仕組みを実現するか?」
という発想力です。」(p.5)
目的と仕組み
目的を持って、仕組みをつくる。
これをできるようにする。こう考えると、Excelを活用しやすくなるということです。
まずは、ここからですね。
Excelで行うことのメインは「表を作ること」
「Excelで行うことのメインは「表を作ること」です。では、どのような表を作れば価値ある仕事になるのか。人の役に立つのか。利益につながるのか。キャッシュフローの改善につながるのか……そうした成果を意識して資料を作らなければ、時間と労力のムダにしかなりません。」(p.280)
分析の基本は数字を「分けて」「比べる」こと
そして、分析することが大切ということです。
分析する際には、数字を分けて、比べることが大切で、こうすることで、その数字の意味することがわかる。
目的を持って、Excelを使っていく。
こういうことですね。
たった1日で即戦力になるExcelの教科書
Excelを仕事で使いこなす。
なかなかできないことかもしれません。
本書を読むと、どこを押さえると良いのかがわかります。
これから、Excelを仕事で使いたい。そういう方が読まれると、即戦力としてExcelを使いこなす参考になると思います。
読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』
ネイト・シルバー(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
▼ おすすめしたい方 ▼
Excelを仕事で使いたい方。
ビジネスパーソン。
★『たった1日で即戦力になるExcelの教科書』吉田 拳
★今日の「本をチカラに!」
Excelで行うことのメインは「表を作ること」
⇒ 目的と仕組みを作っていますか?