『クレイジー・ジーニアス (世界を変える天才は君の中にいる) 』ランディ・ケイジ
『クレイジー・ジーニアス』の目次
1 世界を動かしている秘密のシステムを支配する謎の人々(芸術の創造
見えないものを見る
どこに住むかを決める ほか)
2 未来の歴史(ビッグデータを消費者のために使う
ソーシャルメディアがゲームを変える
古いブランドイメージ戦略を打ち破れ ほか)
3 起業家の時代(なぜおばあちゃんはハムをオーブンに入れる前に、その両端を切るのか?
あなたのなかの「クレイジーな天才」を育てよう
「問題を解決する」ことには問題がある ほか)
自分の中の天才
自分の才能。
それはどうやって引き出すものなのか、といったこととは少し違うのですが、世界を変える天才はどういう人なのかといったことなどが書かれています。
『クレイジー・ジーニアス』ここに注目・言葉・名言
「ビッグアイデアは潜在顧客の注意を引くようななにか、魅力を感じさせるなにか、心に直接語りかけるなにかだが、それはすべて潜在顧客にどういう利益があるかという文脈で考えるべきだ。」(p.24)
潜在顧客のメリット
ビジネスでの話ですが、顧客のメリット、利益を考えるということですね。
相手のメリットを考えてみるということです。
自分が儲けようと考えるだけではないというか、まずは、相手のメリットから考えてみるということでしょう。
ここから始めると変わりますよね。
消費者が欲しいものは?
「ほとんどの企業は顧客から最大限にお金をしぼりとろうと思ってアプリを開発する。だが第三者は、消費者がどんなものをほしがっているかを考えて開発する。消費者がなぜそれをほしがるのかをつねに念頭においているのだ。」
(p.89)
消費者が欲しいもの、必要なものは?
これは、アプリ開発の話ですが、消費者が欲しいもの、必要なものは何か、というところから発想するということです。
そうすれば、消費者は欲しいと思う可能性は高いですよね。
そして、それこそ、意味や価値のある、世界を変えることにつながっていく
のではないでしょうか。
ユーザーや消費者のためになるものを作って、それが結果として、儲けになる。
こういうことでしょう。
『クレイジー・ジーニアス』取り入れたいと思ったこと
考え方で変わってくるということがわかります。
自分の能力を伸ばす。
そのために、どうするか。
そんなことを考えるのに参考になりますね。
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能力を伸ばすには、練習が大切。
というのは、誰でもわかっていることだろうと思います。
では、どんな練習が大切なのか?
こういうことを知りたい方が読まれると良いですね。
単に練習時間を長くしてもあまり意味がないといったことがわかるはずです。
『クレイジー・ジーニアス (世界を変える天才は君の中にいる) 』ランディ・ケイジ
自分の中の才能、能力を伸ばすにはどうすると良いか。
そんなことを考えながら読むと、参考になります。
能力を伸ばしたい方が読まれると良いでしょう。
おすすめ度
★★★★☆
天才はどういうように考えているのか、といったことが書かれています。
自分の中の才能、能力、そういったものをどうやってよくしていくか。
そんなことを考えたい方が読まれると、参考になります。
おすすめしたい方
才能をどう見つけるかを考えたい方。
ビジネスパーソン。
『クレイジー・ジーニアス (世界を変える天才は君の中にいる) 』ランディ・ケイジ
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
相手のメリットを考えよう
相手のメリットを考えていますか?