『直感でわかるロジカルシンキング』伊藤達夫
ロジカルシンキング
ロジカルシンキング。論理的に考えるということです。
では、どうしたら、論理的に考えることができるのでしょうか。
本書では、この点についてわかりやすく書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「全体がわかっていると、「わかる」わけです。全体として検討すべきことがわかっていると、何がわからないかがわかります。」(p.36)
全体がわかっていると、「わかる」
全体がわかっていると、わかりやすいですね。
というのは、どこがわかっていて、わかっていないかがわかるからというのもあります。
道に迷ったときに、全体が見えれば、行きたいところまでたどり着きやすい。
そういうように、全体がわかると、わかっていると言えるでしょう。
「わかる」には2種類ある
「言葉の意味が形のうえではしっかり伝わる。それはとても大事なことですが、それだけでは相手には伝わりません。相手が自然だと思えないこと、よくわからないものは「怪しい」と思われます。」(p.78)
自然だと思われること
文法的に意味がわかる。それも、言葉でわかるということの1つです。
もう1つは、自然とそうなるだろうと思われることということです。
どうも違うと思われると、わからないということになるということです。
ここにロジカルなり、理由・根拠などの必要性があるわけですね。
▼思ったこと
ロジカルシンキング。
わかるようでわからないものかもしれません。
理由があれば、ロジカルシンキングではあるのですが、確かめるのは、現実にそうなるかということです。
現実にそうなるかを確かめるのが大切だと思いました。
直感でわかるロジカルシンキング
ロジカルシンキングについて、イラストなどともにわかりやすく書かれています。
ロジカルシンキングとは、どういうことか。
ロジカルシンキングについて考えたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『ほんとうに使える論理思考の技術』木田知廣(著)
『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
ロジカルシンキングを考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『直感でわかるロジカルシンキング』伊藤達夫
★【今日の「本をチカラに!」】
全体がわかっていると、「わかる」
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