『ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)』福島智
ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)
- 作者: 福島智
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 単行本
考えてきたこと
東京大学教授の福島智氏の著書です。
9歳で失明、18歳で聴力も失って、これまでに考えてきたことが書かれています。
▼ ここに注目・言葉・名言 ▼
「生きる意味というものも、自分の中にあるものです。生きる意味を自分の味方にするか敵にするかは自分次第です。別の言い方をすれば、自分の中にある生きる意味という「宝」を見つけ出せるか出せないか、それに気づくか気づかないか、そこが人生の豊かさを左右する分かれ目なのだと思います。」
(p.50)
自分の生きる意味を見つけ出せるか
生きる意味は、自分で見つけるものだと思います。
そもそも生きる意味が誰かや何かに与えられているものでも、決められているものでもないでしょう。
そういう意味で言えば、生きるということは、「自由」です。
もともと自由なので、自分で決める、見つける。そういうふうに考えられますね。
「愛している」――その言葉だけでは存在しない
「私自身が盲ろう者になって強く感じたことがもう一つあります。それは、コミュニケーションは独力では成立しないものだということです。他者の働きかけがあって、初めてコミュニケーションは成り立つのです。」(p.96)
言葉だけでは存在しない
言葉は、人が存在しないと、存在しないもののようなもの。
ここでは、そういったことが言われているのだと思います。
言葉には力があると言ったりします。
ただ、それは、人に力があってこそだとおもいます。
単に言葉だけがあっても、人がいないのであれば、言葉は、ただの音だったり、線だったりする。
人がいてこその、コミュニケーションということですね。
▼思ったこと
生きる上での希望の大切さが書かれています。
わたしは、ビジョンがあると、希望を持てると思います。
だから、ビジョンが大切だなと思っています。
希望があれば、生きていこうと思いやすい。そのためには、未来のより良いイメージ=ビジョンがあるとそうなりやすいですよね。
ビジョンが大切ですね。
『ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)』福島智
福島氏がこれまで考えてきたことや読んできた本などについて書かれています。
失明して聴力もなくなって、その中で、どのように考えてきたのか。
生きることを考えるうえで、参考になります。
生き方や人生について考えたい方は、読んでみてください。
▼ あわせて読みたい ▼
『死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた』大津秀一(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
9歳で失明、18歳で聴力も失った福島智氏の著書です。
生きるということについて考えてきた、福島氏の言葉から、何を考えて、
何を感じるか。
自分なりの生き方などについて考えたい方が読まると良いですね。
▼ おすすめしたい方 ▼
人生や生き方について考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)』福島智
ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)
- 作者: 福島智
- 出版社/メーカー: 致知出版社
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 単行本
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