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ビジネス書をビジネスのチカラに

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失敗から学ぶには?『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』


 

失敗。

誰も失敗したいという人はいないのではないでしょうか。

しかし、失敗しないようにと考えても、失敗してしまうものでしょう。

そんな失敗とどう向き合うか。

『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』では、そんな失敗の活かし方などについて書かれています。

失敗の科学ということで、失敗に対して科学的にアプローチするとどうなるかということがわかります。

 

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
著者:マシュー・サイド
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2016-12-23
 

『失敗の科学』の目次

第1章 失敗のマネジメント
「ありえない」失敗が起きたとき、人はどう反応するか
「完璧な集中」こそが事故を招く
すべては「仮説」にすぎない

第2章 人はウソを隠すのではなく信じ込む
その「努力」が判断を鈍らせる
過去は「事後的」に編集される

第3章「 単純化の罠」から脱出せよ
考えるな、間違えろ
「物語」が人を欺く

第4章 難問はまず切り刻め
「一発逆転」より「百発逆転」

第5章「 犯人探し」バイアス
脳に組み込まれた「非難」のプログラム
「魔女狩り」症候群 そして、誰もいなくなった

第6章 究極の成果をもたらす マインドセット
誰でも、いつからでも能力は伸ばすことができる

終章 失敗と人類の進化
失敗は「厄災」ではない

失敗から学べるか?『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』

失敗から学ぶ。

これが大切とはよく言われます。

しかし、できているかと言われるとどうでしょうか。

本書でも、出来ていない組織や集団が出てきます。

一方で、できている組織もあるということがわかります。

失敗から学ぶことは最も「費用対効果」がよい

「失敗は、予想を超えて起こる。世界は複雑ですべてを理解することは不可能に等しい。だから失敗は、「道しるべ」となり我々の意識や行動や戦略をどう更新していけばいいのかを教えてくれる。

 何か失敗したときに、「この失敗を調査するために時間を費やす価値はあるだろうか?」と疑問を持つのは間違いだ。時間を費やさなかったせいで失うものは大きい。失敗を見過ごせば、学習も更新もできないのだから。」(p.50)

うまくいかなかった失敗から学んで改善する

失敗は、うまくいくと思っているイメージや目標とは違っているときに、失敗と言われるのでしょう。

例えばビジネスで言えば、1億円の売り上げ目標があって、8000万円だったら、失敗でしょう。しかし、8000万円が目標だったら、成功ですよね。

そういう「うまくいったイメージ」や目標とのズレが、失敗と言われます。

その失敗から学んで、成功に近づける。

ギャップを埋める。

こういうことが、失敗から学ぶということでしょうし、科学的な姿勢と言えるでしょう。

原因があって結果がある。これを、どうにか求める結果につなげるような原因を作っていく。これができると、失敗からも学べますし、成功しやすくなる。

こういうことが、失敗から科学的に学ぶということだろうと思います。

フィードバックは道を示す「明かり」である

「こうした診断力や判断力を高めたいときに大事なのは、熱意やモチベーションだけではない。暗闇に明かりをつける方法を探すことが肝心だ。間違いを教えてくれるフィードバックがなければ、訓練や経験を何年積んでも何も向上しない。」(p.69)

失敗は、フィードバック

失敗というのは、現実からのフィードバックなんですよね。

思っていたことと違う。ネガティブなフィードバック。

そこから学んで、どうしたら、ポジティブなフィードバックが得られるか、狙った通りになるのか。

こういうことを考える。

これが、失敗から学ぶということです。

そして、現実から学ぶということでもあるでしょう。

なぜ思った通り、狙った通りにならないのか。

その理由、原因を探って、狙った通りに行くようにする。

失敗から学ぶというのは、こういうことだろうと思いますし、たいてい現実は思った通りにいかないわけで、フィードバックから学ぶということですね。

失敗を成功につなげる

失敗は、成功への道。

こう考えると、失敗の捉え方が変わってきます。

経験から学ぶということもこういうことでしょうし、現実から学ぶということもこういうことだろうと思います。

 

サッカー選手のデビット・ベッカムさんのエピソードが紹介されていました。

フリーキックの名手として有名ですが、近所の公園で毎日のように練習したそうです。2、3年間で、5万回ほどしたのではないかと、父親が語っています。

そして、本人は、成功したフリーキックよりも、失敗したフリーキックを思い出すということです。

 

うまくいかなかった、フリーキックからフィードバックを得て、改善して、より良いシュートにつなげる。

失敗から改善していくとはこういうことなのでしょうね。

そして、失敗を科学的に捉えて生かすということだと、こういうことを経ないと難しいでしょう。

あわせて読みたい:『ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業』

ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業
著者:ダグラス・ストーン,シーラ・ヒーン
出版社:東洋経済新報社
発売日:
 

フィードバックから学んで改善していく。

そういうことをしたい方は、こちらの本もあわせて読んでみるとよいと思います。

フィードバックがどう活かせるのか。

成長にフィーバックをどう活かすか。

そういったことがわかります。こちらも読んでみてください。

感想・書評はこちら

『ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業』ダグラス・ストーン,シーラ・ヒーン ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業 作者: ダグラス・ストーン,シーラ・ヒーン,花塚恵 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/01/29 メディア: 単行本 Amazon Kindle 楽天 自分…

『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』 

失敗の科学

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
著者:マシュー・サイド
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2016-12-23
 

おすすめ度

  ★★★★☆(★4.3)

 

失敗は、多かれ少なかれ、大小はあってもするものでしょう。

失敗とどう向き合うか。

これが、次の成功につながっているのでしょうし、そして、失敗にもつながっている。

こういうことが、本書『失敗の科学』からわかります。

失敗から学習したい方が読まれると、参考になるはずです。読んでみてください。

今日の読書「ビジネス書をチカラに!」

失敗から学ぶことは最も「費用対効果」がよい