『幸せの経営学』酒井 穣
経営の目的とは?
経営の目的は、何でしょうか?
幸せであると、本書ではしています。
ということで、経営学も幸せを目指すようなものであるとのこと。
▼ ここに注目 ▼
「戦略論は、経営学の中でも非常に人気のあるトピックです。ただし、古くからある戦略論は、その多くが戦争に勝つことを目的として生まれているため、競合へのフォーカスが強く、「顧客の視点」が決定的に抜け落ちていることが多いことには特に注意する必要があります。」(p.147)
戦略論にも顧客の視点を
戦略論は、もともと戦争や軍事の話です。
それを経営に持ってきたので、相手に勝つといった話が多いです。
最近はだいぶ違ってきていますが、顧客の視点はあまりありません。
顧客をどのように捉えて、繁栄していくかということを考えて、戦略論も考えたいところです。
何を問題とするかという問題
「まず、そもそも仕事とは、何らかの問題を解決することです。
そこには
(1)どのような問題を
(2)どれくらい上手に解決するのか
というふたつの視点があるでしょう。」(p.024)
経営においても
経営においても、何を問題とするか、でどうするかなども当然変わってきます。
まず、取り組むテーマを決める。
ここが決まっていると良いのでしょうね。
▼取り入れたいと思ったこと
目的を明確にすること。
大切ですね。
やはりここが明確になっていると、思考も行動も違ってきます。
明確にしたいと思いました。
幸せの経営学
幸せを実現する経営。
そういうものを考えるのが、経営学というものだとすると、どういう経営があるのか。
そのようなことが根底にあって、本書は書かれています。
幸せや経営に興味がある方が読まれると、参考になると思います。
▼ あわせて読みたい ▼
『「戦略」大全』マックス・マキューン(著)
『絶対幸せになれるたった10の条件』小川 仁志(著)
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
▼ おすすめしたい方 ▼
経営学について知りたい方。
経営者。
★『幸せの経営学』酒井 穣
★【今日の「本をチカラに!」
戦略論にも顧客の視点を
⇒ 顧客の視点を持っていますか?