『シリコンバレー式 最高のイノベーション』スティーブン・S・ホフマン
『シリコンバレー式 最高のイノベーション』の目次
第1章 イノベーションのカギは多様性と模倣
第2章 小さい、少ないところから始める
第3章 イノベーションの作法を知る
第4章 イノベーションの核心に迫る
第5章 不安要素を取り去りなさい
第6章 破壊的イノベーションが富をもたらす
シリコンバレー式 最高のイノベーション
イノベーション。
22ヶ国でスタートアップを支援する著者のスティーブン・S・ホフマン氏が、シリコンバレー式のイノベーションについて書かれています。
イノベーションで注意することなどがわかる一冊です。
ここに注目・言葉・名言
「1つのモデルがうまくいかない時は、別のモデルを試してみたほうがいい。
イノベーションを起こすのは、プロダクトだけではない。プロダクトとビジネスモデルを車の両輪と考えて、どちらも同時にイノベーションを起こさなければならない。」(p.160)
プロダクトとビジネスモデルは車の両輪
イノベーションというと、製品のイノベーションを起こすということを考えます。
それだけではなく、ビジネスモデルにもイノベーションを起こすことができたら、それは、ルールを変えて、大きな成果につながるということです。
プロダクトとビジネスモデルは、車の両輪ということです。
重要なのは総合的な価値
「だから、僕は、NPSに修正を加え、これを「総合価値スコア(TVS)」と呼んでいる。TVSはNPSと違って、ある企業や製品、サービスの直接のライバルに比べた顧客に提供する価値の合計を指している。」(p.237)
TVS(トータルバリュースコア)
NPSは、ネット・プロモーター・スコアという、顧客のロイヤリティーを測るものですね。
これを改良して、総合的な価値を判断するというものが紹介されています。
競合企業と比較して、自社がどうなのかということがわかるというものです。
詳細を知りたい方は、本書を読んでみてください。
取り入れたいと思ったこと
本書全体として、スタートアップのイノベーションの注意すべき点について書かれています。
本書で指摘されているところを意識して、イノベーションを考えてみたいと思いました。
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リーン・スタートアップは、起業の方法です。
それを、既存の企業が、新規事業を生み出すために使う。
こちらの本は、その考え方や方法が紹介されています。
リーン・スタートアップで新規事業を生み出したい方が読まれると、参考になると思います。
『シリコンバレー式 最高のイノベーション』スティーブン・S・ホフマン
イノベーションについて書かれています。
とくに、スタートアップのイノベーションで注意したいところなどがわかりやすく書かれています。
イノベーションについて考えたい方が読まれると参考になることが見つかると思います。
おすすめ度
★★★★☆
22ヶ国でスタートアップを支援する著者のスティーブン・S・ホフマン氏が、シリコンバレー式のイノベーションについて書かれています。
イノベーションで注意することなどがわかる一冊です。
おすすめしたい方
イノベーションに興味がある方。
経営者。
『シリコンバレー式 最高のイノベーション』スティーブン・S・ホフマン
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
プロダクトとビジネスモデルは車の両輪
プロダクトとビジネスモデルのイノベーションを考えていますか?