ミーティングや会議を、有意義なものにしたい。
そう思う、ビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。
本書は、ミーティングをPDCAと同調させながら行う方法について書かれています。
『プロフェッショナル・ミーティング』長田 英知
本の目次
【基礎編】
第1章 ミーティングの成功のカギは「適材適所」にある
第2章 PDCAとミーティングを組み合わせる
第3章 ミーティングの設計と5つのタイプ
【実践編】
第4章 PlanをDoに導くミーティングの進め方とコツ
第5章 DoからCheck事項を抽出するミーティングの進め方とコツ
第6章 CheckからActにつなぐミーティングの進め方とコツ
第7章 Actから新しいPlanにつなぐミーティングの進め方とコツ
ここに注目・言葉・名言
「本書ではPDCAを回し、ビジネスを推進させるためには、社内で行われるミーティングの設計に関して、よりシステマティックなアプローチをとる必要があると考えます。
それは図6に示しているように、まずPDCAの場面に合わせてミーティングのWhyとHowを固めてから、それに基いて、残りの4つ(Who、When、Where、What)を具体的に設計するということです。」(p.29)
PDCAに合わせたミーティングを行う
PDCAで仕事を進める。こういう方法が一般的でしょう。
そして、そのそれぞれに合わせて、ミーティングを行う。
Pに合ったミーティングとDに合ったミーティングは違ってくる。
だから、それぞれに合ったミーティングを行う。タイミングなども考える。
こういうことが、本書では書かれています。
いろいろなミーティングがあるけれど
いろいろなミーティングがありますよね。
ちょっとした、立ち話から、10人以上の本格的なものまで。
ただ、それらは、ビジネスを進めるために行われるものでしょう。
だとしたら、やはりPDCAに合った方法で、ミーティングや会議を行うというのは必要ですよね。
PlanをDoに導く
「合意形成型ミーティングで計画の素案がまとまったら、次に行うべきは、チームメンバー全員で計画を承認し、Do(実行)の段階へ駒を進めることです。ここで活用されるのがセレモニー型ミーティングです。
セレモニー型ミーティングのゴールは、関係者全員で集まって計画を合意・承認するとともに、その権威づけを行うことです。」(p.65)
セレモニー型ミーティングでDoに進める
Do(実行)に移る前に、Plan・計画を承認することということで、セレモニー型のミーティングを行うということです。
いきなり、Doにいかないというのはありますよね。
いきなり始めると、そんな話聞いていないということになりかねませんから。
だから、セレモニー型のミーティングを行って、計画を承認するということです。
取り入れたいと思ったこと
こういったように、PDCAに合わせたミーティングを行うことで、ミーティングが意味のあるものになりやすいということがわかります。
ということで、それぞれに必要なミーティングを行って、仕事を進められるような会議、ミーティングを行いたいものですね。
『プロフェッショナル・ミーティング』長田 英知
仕事のミーティング、会議をどうすると有意義にできるのか?
本書では、PDCAに合わせた、ミーティングを行うということが書かれています。
たしかに、本書で書かれているような、ミーティングを行うと、ビジネスが前に進んでいくように思えます。
ミーティングを有意義なものにしたい方は、読んでみてください。
おすすめ度
★★★★☆(★4.3)
プロフェッショナルミーティングということで、仕事のミーティングを有意義にするための方法が書かれています。
PDCAに合わせた、ミーティングを行うということです。
ミーティングを改善したい方が読まれると、参考になると思います。
おすすめしたい方
ミーティングを意義あるものにしたい方。
ビジネスパーソン。
『プロフェッショナル・ミーティング』長田 英知
今日の「ビジネス書をチカラに!」
PDCAに合わせたミーティングを行う
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