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『モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術』土橋 正


『モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術』土橋 正

モノが少ない職場 

モノがたくさんあると、どこに何があるかがわかりにくいです。
そうなると、探しものなどで時間がかかるなどしてしまうでしょう。

整理は大切ですよね。

そもそもモノを少なくすれば、整理の必要性も減るでしょう。

本書では、モノが少ないオフィスなどについて書かれています。


▼ ここに注目 ▼

「仕事道具はより少ない方が快適であるということだった。レンタルオフィスは、いつ誰が来てもすぐに仕事ができるように、キレイな状態が保たれている。そこに自分が厳選した仕事道具を配置して仕事をする。すると、余計なノイズがないので、その時やるべきことに集中して没頭することができるようになった。」(p.68)

 

モノを減らすメリット:集中できる

モノを減らすことで、仕事に集中できる。

こういうことを感じたことがきっかけで、著者の土橋氏は、オフィスのモノを減らしていったということです。

たしかに、モノがあふれたオフィスだと、集中しにくいというのはありますね。

できるだけ、仕事机の上は、今やっている仕事に必要なモノだけにしておきたい。

そうすると、モノを探すなどの時間が減るなど、集中できますから。


■物を入れる場所を増やさない

「「はじめに」でも触れたが、私のオフィスのデスクには引き出しがない。
 これも結構多くの人から驚かれる。私は一つの信念に基いて、あえて引き出しを用意しなかった。そういうとちょっと大げさだが、自分の苦い経験からそうすることにした。それは「モノを入れる場所を用意すると、いつの間にかモノがあふれかえってしまう」ということだ。」(p.70)

スペースがあると埋めたくなる

なぜでしょうか。

スペースがあると埋めたくなる、というか、埋まっていくというか、モノを増やしてしまうというのがあると思います。

だから、引き出しをつけなかったということです。

スペース、余白を持っておく、保つ。

こうできると、モノが増えないというところがあるでしょう。

このために、「置く場所」としないために、引き出しをなくしたということだと思います。


▼取り入れたいと思ったこと

書類の「整理」の流れ、名刺やノートの流れというのが紹介されています。

流れを考えておく。

その流れに沿って、仕事や整理などをしておく。

こうしておくと、整理も仕事も回って行きやすいと思います。

取り入れたいと思いました。

モノが少ないと快適に働ける:ミニマリズム的整理術

モノが少ないと、快適に働ける。

たしかに、そういうところはありますね。

必要なモノを必要なときに使えるようにしておく。

そんなことを考えたい方が読まれると、参考になると思います。


▼ あわせて読みたい ▼

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▼ おすすめ度 ▼

  ★★★★☆(★4.3)



▼ おすすめしたい方 ▼

  モノを減らしたい方。
  ビジネスパーソン


★『モノが少ないと快適に働ける: 書類の山から解放されるミニマリズム的整理術』土橋 正

 
★【今日の「本をチカラに!」

   モノを減らすメリット:集中できる

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