『大学4年間の経営学見るだけノート』平野 敦士 カール (監修)
『大学4年間の経営学見るだけノート』の目次
経営学のギモン
企業のギモン
経営戦略のギモン
マーケティングのギモン
ビジネスモデルのギモン
生産管理のギモン
組織のギモン
金融・ファイナンスのギモン
経営学見るだけノート
経営学見るだけノートということで、経営学の基本的な話について、
見てわかるようになっている本です。
図解というか、イラストなどが多いです。
もちろん文章もありますが、図解やイラストが多いので、文字よりも絵で理解したい人が読まれると良いと思います。
『大学4年間の経営学見るだけノート』ここに注目・言葉・名言
「教授は続けて「経営学を学べば、会社にはどのような部署があり、そこでなにを目指し、なにをしているのかを知ることができます。それを知り経営者の視点で全体を見られるようになれば、自分の部署で自分がどのように動けば望ましいかをわかってきます。そうなれば、きっと自分の仕事にもやりがいが見つけられるでしょう。これが一般社員でも経営学を学ぶことの大きな意味なのです。」と言いました。」(p.15)
経営者の視点を持つことの意味
全体を見ることで、部分がわかる。
こういうのはありますよね。
逆に、部分だけを見ていても、それが良いことなのかどうかはわかりにくい。
例えば、会社全体の今期の目標が、イメージアップなどだとしたら、会社のイメージアップにつながる提案などをしたら、良いなどがわかります。
会社全体の目標がわからないまま、企画などを提案しても、あまり意味がなかったりしますよね。
そういう意味で、経営を知っておくというのは、仕事をする上で役に立ちます。
『大学4年間の経営学見るだけノート』経営戦略ってなに?
「ケイ子さんはカフェを出店しようと考えています。どのようなカフェなら儲かるでしょうか?まずは経営戦略を練ることが大切です。戦略とは戦い方のこと。その際、重要なことは「どういうカフェにしたいか?」と「そのお店が世の中にどういう貢献ができるのか?」を考えることです。これらを経営理念と言います。つまり、将来の絵姿(ビジョン)と使命(ミッション)の2つを考えることです。」(p.42)
ビジョンとミッションから、戦略を考える
まずは、ビジョンとミッションを考える。
ここからですね。
将来像を考えて、どのような貢献ができるのかを考える。
そうして、このことを行うために、どういうふうに、展開していくのか。
Why(目的)を考えて、How(方法)を次に考える。
こういうことですね。
取り入れたいと思ったこと
儲けるための仕組みが、ビジネスモデルだとありました。
ビジョンとミッションを考えて、戦略も考える。
そして、ビジネスモデルも考える。
ビジネスモデルを、再度考えたいですね。
あわせて読みたい・『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』
『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』入山章栄
【経営学】『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』入山章栄 - ビジネス書をビジネスのチカラに
最先端かどうかはちょっとわかりませんし、ビジネススクールでも、こういったことを教えているところもあるのではと思わなくもないです。
そういう意味では、タイトルはどうかと思いますが、知っておくと違うだろうということが紹介されています。
本書で紹介されている、多様性、ダイバシティーなどはそういう話だろうと思います。
ということで、経営に関して、学びたい、知りたいという方が読まれると
良いですね。
『大学4年間の経営学見るだけノート』平野 敦士 カール (監修)
経営学というと、どことなくどんなことなのかわかりにくイメージがある
かもしれません。
本書は、そんな経営学を、イラストや図解で説明しています。
このため、わかりやすいです。
経営の基本的な考え方などがわかると思うので、経営学の基本をわかりたいという方が読まれると良いですね。
おすすめ度
★★★★☆
経営学を、イラストや図解で学ぶことができる本です。
わかりやすいです。
イラストや図で、経営学を学びたい方に良い本ですね。
おすすめしたい方
経営学を知りたい方。
ビジネスパーソン。
『大学4年間の経営学見るだけノート』平野 敦士 カール (監修)
今日の読書「ビジネス書をチカラに!」
経営者の視点を持つことの意味
経営者の視点を持っていますか?