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ビジネス書をビジネスのチカラに

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『21世紀の貨幣論』フェリックス・マーティン

ビジネス書書評感想 経済

『21世紀の貨幣論』フェリックス・マーティン

21世紀の貨幣論

21世紀の貨幣論

 

貨幣 

お金とは何か?

こう質問されて、なかなか答えられないかもしれません。

本書は、貨幣の歴史について書かれています。


▼ ここに注目 ▼

信用取引・決済のシステムこそマネー」(p.20)

「譲渡可能な信用という社会的な技術こそが、基本的な力であり、マネーの原始概念なのである。」(p.46)

信用取引・決済のシステムこそマネー

信用取引・決済が、「マネー」ということです。

お金というものを通して、信用を取引している。

こういうことですね。

形のある貨幣でなくても良く、数字でも良いことから、こういうことは言えそうですね。

経済観の変化

「社会生活のどの領域までをマネーの原理に委ねるべきかという疑問である。
貨幣はモノであり、自然によってもたらされた無害な存在であるとする新しい貨幣観が生まれて、この疑問は過去のものになった。経済学という新しい学問は、かつて倫理や政治の世界における正義をめぐる重大な疑問とされていたものを、客観的で科学的な事実を機械的に応用することに変えた。」                            (p.228)

時代とともに経済観が変化していく

倫理として、お金をたくさん持ちたいといった欲をどうするか。

こういう話が、哲学や政治、倫理の話としてありました。

しかし、経済学が、貨幣はモノだから無害だとすることで、貨幣観、経済観が時代とともに変わっていきます。


▼思ったこと

「マネーを管理しているのは、あなただ」(p.421)

こういう記述があります。たしかに、そういう面もあるでしょう。

ただ、この「あなた」は複数形というか、我々ということなのではないでしょうか。

今も、人間はマネーに翻弄されているところがあります。

このところ、格差の議論などが盛んです。

まだまだ、しっかり管理できているとは言えないところにいるのかもしれません。

21世紀の貨幣論

21世紀の貨幣論ということ、これまでのお金の歴史から、今の貨幣論について書かれています。

お金とは?ということに興味がある方が読まれると、参考になると思います。

読んでみてください。

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▼ おすすめ度 ▼

  ★★★★☆(★4.3)


▼ おすすめしたい方 ▼

  お金について考えたい方。
  ビジネスパーソン


★『21世紀の貨幣論』フェリックス・マーティン

21世紀の貨幣論

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★【今日の「本をチカラに!」

   信用取引・決済のシステムこそマネー

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